12月1日、全日本スーパーフォーミュラ選手権を開催する日本レースプロモーション(JRP)は、新たにカロッツェリアジャパンとのパートナーシップを結び、同社が取り扱う『オーリンズ』製ダンパーを2024年シーズンからのスーパーフォーミュラにおいて、全車共通で採用することを正式発表した。

 同一シャシー、同一タイヤを使用する世界最高峰のイコールコンディションレースとして、これまで世界中のチームやドライバーから評価されてきたスーパーフォーミュラ。JRPによると、統一ダンパー採用は「今後はよりドライバーのスキルが発揮されるレースとなるよう」に実施されたものだという。

 またJRPは、「世界情勢や経済環境が不安定ななか、この取り組みによってパーツの安定供給を図ると同時に、部品代の高騰を抑制し、チームの参戦コストを低減することを目指してまいります」とリリース内で説明している。

 今回統一化を図るのは、フロントコーナーダンパー、リヤコーナーダンパー、フロントサードエレメント、リヤサードエレメントの4パーツ。採用されるオーリンズ製ダンパーは、12月6〜8日に三重県の鈴鹿サーキットで実施される合同/ルーキードライバーテストから全車に導入され、シーズン開幕に向けてクルマづくりが進められていく。

 JRPはリリースにおいて「JRPは世界を代表するドライバーズレースとしてスーパーフォーミュラをさらに盛り上げ、世界中のモータースポーツファンに楽しんでいただけるエンターテインメントを実現してまいります」としている。オーリンズ製ダンパーの概要は以下のとおりとなるが、この統一ダンパー採用が戦力図を変化させることになるのか、テストから注目すべきポイントになりそうだ。

オーリンズ製ダンパー 概要
(1)統一化を図るパーツ
・フロントコーナーダンパー
・リヤコーナーダンパー
・フロントサードエレメント
・リヤサードエレメント

(2)オーリンズ製ダンパーの特徴
・他の行程に影響を与えない完全独立式の4way減衰力調整機構
・世界中多くのレースカテゴリーで実績を残してきたバルブシステムを採用
・小型軽量な本体
・不正開封防止プラグによる厳格な製品管理
・他に類を見ない高精度部品から発生される正確な減衰力
・非常に大きい減衰力調整範囲により、あらゆる要求に対応