12月6日、三重県の鈴鹿サーキットで全日本スーパーフォーミュラ選手権の合同テスト/ルーキーテストがスタートを迎えた。3日間にわたるテストの走り始めとなるセッション1では、関口雄飛(Kids com Team KCMG)がトップタイムをマークしている。

 スーパーフォーミュラでは近年、シーズン終了後の12月に合同テスト/ルーキーテストを開催している。昨年は2日間の開催だったが、2023年度は3日間にわたって開催され、最終日(3日目)のセッション5、セッション6はルーキードライバーのみが参加できるセッションとなる。

 なお、今回のテストで供給されるドライタイヤは2023年シーズン中の仕様から変わりはない。使用可能セット数は、6日、7日の2日間で1台あたり6セットまで。そして、8日に関しては2セッションともに走る場合は3セット、午前と午後のいずれか1セッションのみ走行の場合は2セットまで使用可能となる。

 2024年シーズンよりSFではオーリンズ製ダンパーが全車共通で採用されるが、今回のセッション1は、基本的に全車がこれを装着した初めてのセッションとなった。

 それだけに、全車が共通ダンパーの状況も確認しつつという状況となる中、気温14度、路面温度22度という、12月にしては比較的暖かく、風も穏やかなドライコンディションのもと、10時より2時間のセッション1は開始された。

 セッション1は22台が出走。そのうち、岩佐歩夢(TEAM MUGEN)、テオ・プルシェール(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、Juju(TGM Grand Prix)、木村偉織(B-Max Racing Team)、小出峻(B-Max Racing Team)の5名がSFルーキーとなる。

 真っ先に1分38秒台をマークしたのは、計時上3周目に1分38秒792をマークした1A号車の野尻智紀(TEAM MUGEN)。ただ、開始44分を迎えると牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が計時上12周目に1分38秒627をマーク。野尻からトップの座を奪う。

 セッション後半には佐藤蓮(TCS NAKAJIMA RACING)が1分38秒465、そして関口雄飛(Kids com Team KCMG)が1分38秒459ををマークしてトップにおどり出るなど、セッション1は終始、移籍組を含むSF経験者がトップ4を占めた。

 残り7分を切り、坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)がニュータイヤを装着して1分37秒895をマーク。ほか数台もニュータイヤを投入したようで、セッション終盤はタイム更新合戦に。そんな中、1分37秒027をマークした関口がトップに浮上。KCMGから参加した関口がトップを守ったままセッション1は終了を迎えた。

 2番手には佐藤蓮(TCS NAKAJIMA RACING)、3番手には牧野が続いた。新人最上位は関口から0.468秒遅れの5番手につけた岩佐となっている。