12月7日、三重県の鈴鹿サーキットで2023年の全日本スーパーフォーミュラ選手権合同/ルーキーテスト2日目がスタートした。2日目午前のセッション3では、牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が1分37秒096でトップタイムをマークした。

 2日目を迎えたスーパーフォーミュラの合同/ルーキーテストは、やや曇り空が広がり気温14度、路面温度16度と少し肌寒い天候となった。午前10時より開始したセッション3の参加台数は初日と変わりはなく計22台だが、福住仁嶺(Kids com Team KCMG)、ラスムス・リンド(TGM Grand Prix)、イゴール・オオムラ・フラガ(TCS NAKAJIMA RACING)の3名が新たにドライブしている。

 セッション3の開始時から時折強風が吹き、その影響もあってか、開始30分で2度の赤旗中断を挟むやや荒れた状況となった。開始5分ほどで小林可夢偉(Kids com Team KCMG)が最終コーナーでコースオフ。その後もフラガがNISSINブレーキヘアピンでブレーキをロックしたためにオーバーシュート。2台がグラベルにマシンを止めてしまったため、赤旗掲示後に車両回収が行われた。

 10時39分に2度目の赤旗から再開され、各ドライバーが徐々にアタックでタイムを縮めていく。開始から1時間経過時点では、ファーストアタックでトップタイムをマークした野尻智紀(TEAM MUGEN)が首位をキープ。

 2番手、3番手にはDOCOMO TEAM DANDELION RACINGの太田格之進と牧野任祐が並び、さらに移籍組の大湯都史樹(P. MU/CERUMO・INGING)と福住仁嶺(Kids com Team KCMG)もトップ5に名を連ねた。

 開始1時間が過ぎたころ、NISSINブレーキヘアピンで木村偉織(B-Max Racing Team)がコースオフし、グラベルにマシンを止める。そのため、3度目の赤旗が掲示され、約12分間セッションが中断された。

 残り40分ほどで再開後、福住が1分37秒台に入れるが、続いて笹原右京(VANTELIN TEAM TOM’S)が、1分37秒513をマークしてトップタイムを塗り替え。さらに今季FIA F2王者テオ・プルシェール(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)も、笹原のタイムから0.732秒差で初のトップ5に名乗りを上げる場面も。

 残り10分、初日総合トップの坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)が1分37秒503で暫定首位に浮上。残り5分ほどで再び各車がラストアタックに入ると、太田がトップタイムを塗り替えるペースで来ていたが、最終コーナーのスポンジバリアにクラッシュ。

 赤旗こそ掲示されなかったものの、終了間際だったためそのまま終了。その中で牧野が1分37秒096でトップタイムをマークし、そのまま首位で終えるかたちとなった。2番手、3番手にはVANTELIN TEAM TOM’Sの坪井と笹原、4番手にはプルシェールが食い込んだ。

 クラッシュがあった木村は14番手で新人としては2番手、小出も15番手につけた。初日に好調さを見せていた岩佐歩夢(TEAM MUGEN)は最後はアタックを行わず19番手で終えている。このあと、2日目最後のセッション4はこのあと14時より予定されている。