2月2日、レッドブルは新たに『レッドブル・アカデミー・プログラム』を新設し、同プログラムによる2024年F1アカデミーへの参戦体制を発表した。サラ・ハリントンが陣頭指揮をとるレッドブル・アカデミー・プログラムはMPモータースポーツ、そして同チームから参戦するハムダ・アル・クバイシ、アムナ・アル・クバイシ、エメリー・デ・ヒュースをサポートするかたちでF1アカデミーに参画する。

 F1アカデミーは、レベルの高い国際的なシングルシーターレースに向けた若手女性ドライバーの育成を目的としている。F1アカデミーは今年初めに設立され、ARTグランプリ、カンポス・レーシング、MPモータースポーツ、プレマ・レーシング、ロダン・カーリンの5チームが参加している。

 各チームはそれぞれ3台のマシンと3名のドライバーを擁しているが、2024年からはF1チームによって指名された10名のドライバーが、指名元のチーム固有のカラーリングを施したマシンで競い、残り5名のドライバーは他のパートナーから支援を受けるかたちとなる。

 レッドブル・レーシングはハムダ・アル・クバイシを指名、レーシング・ブルズ/RB(ビザ・キャッシュアップRB)はアムナ・アル・クバイシを指名。そしてレッドブルがデ・ヒュースを指名した。3名ともに2023年もMPモータースポーツからF1アカデミーに参戦してた顔ぶれだ。なお、アムナとハムダは姉妹であり、妹がレッドブル・レーシング、姉がレーシング・ブルズの指名を受けるというかたちとなった。3台のそのほかのスポンサーについては今後数週間以内に発表される予定だ。

 21歳のハムダは昨年4勝をあげてランキング3位を獲得。20歳のデ・ヒューズは昨年1勝・ランキング9位、23歳のアムナは昨年2勝・ランキング6位につけており、レッドブル・アカデミー・プログラムのサポートにより、どこまで浮上できるかが今季の注目ポイントとなりそうだ。

「ハムダ、エミリー、アムナという3人の非常に才能あるドライバーをレッドブル・アカデミー・プログラムに迎えることができて大変うれしく思っている。シーズン中、彼女らと緊密に協力できることを楽しみにしている」と、プログラムを率いるハリントンはコメント。

「これは私たちにとって画期的な瞬間であり、女性モータースポーツの未来に対する私たちの全力の取り組みの証だ。 F1アカデミーはこの業界に本当の変化を促進する機会を提供し、これはドライバーが次のレベルに確実に進むための素晴らしい足がかりとなる。モータースポーツ界の女性にとって、極めて重要な瞬間であり、私たちは今シーズンが何をもたらすか楽しみにしている」

 2024年のF1アカデミーはで全7戦がF1のサポートイベントとしてグランプリウイークに開催される。シーズン開幕戦は3月7〜9日にサウジアラビアのジェッダで迎える。