2月5日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦しているモンスターエナジー・ヤマハMotoGPは、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで体制発表会を行い、2024年に使用するヤマハYZR-M1を公開した。

 ヤマハ発動機株式会社は、Yamaha Factory Racing MotoGP TeamとしてMotoGPクラスに参戦。2019年からはアメリカの清涼飲料水メーカー、モンスターエナジーをタイトルスポンサーに迎えて、チーム名は『モンスターエナジー・ヤマハMotoGP』でエントリーしている。

 2021年は、チームで18戦中6度のポールポジションと6勝を獲得してファビオ・クアルタラロがチャンピオンに輝いた。しかし、2022年は20戦中1度のポールと3勝に留まり、クアルタラロはランキングは2位、フランコ・モルビデリはランキング19位で終えた。

 また、2023はサテライトチームのWithUヤマハRNF・MotoGPチームが継続参戦しないことから、ヤマハはこのモンスターエナジー・ヤマハMotoGPの1チーム2台体制で参戦。ライダーはクアルタラロとモルビデリの2名を継続起用したが未勝利に終わり、チームランキングは7位、コンストラクターズランキングは4位と厳しいシーズンとなった。

 2024年シーズンはライダーのラインアップを新たに、チーム4年目を迎えるエースのクアルタラロに加え、LCRホンダ・カストロールからアレックス・リンスが移籍。リンスは今までスズキ、ホンダに在籍して勝利を収めており、MotoGPクラスで史上初の異なる3メーカーでの優勝を成し遂げるチャンスがある。

 そんなクアルタラロとリンスが、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPでヤマハYZR-M1を駆って2024年シーズンを戦っていく。テストライダーは2021年からチームに加入し、2023年は第14戦日本GPにワイルドカード参戦したカル・クラッチローが継続する。

 今回行われた発表会ではクアルタラロとリンスも登壇し、2024年型のヤマハYZR-M1をお披露目した。マシンのカラーリングに大きな変更はなく、モンスターエナジー・ブラックとヤマハファクトリーレーシング・ブルーを引き続き採用。カウルには2023年同様に、モンスターエナジーのロゴが掲げられている。