2月6〜8日、2024年MotoGPのセパン公式テストがマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで行われた。アプリリア・レーシングのアレイシ・エスパルガロとマーベリック・ビニャーレスは2024年型RS-GPのテストを遂行し、好感触を抱いていた。

 3日間行われたセパン公式テストで、2024年型RS-GPのプロトタイプを持ち込んだアプリリアは新しいエアロやエンジン、スイングアーム、シャシーをテスト。さらに2023年シーズンの第17戦タイGPで問題となっていた暑さ対策に取り組むため、比較的日差しが強く暑い時間帯では集団となって走行を行っていたようだ。

 また、2024年シーズンからアプリリアRS-GPを走らせるトラックハウス・レーシングのミゲール・オリベイラが初日のテストでリヤに空気抵抗の流れを調べる装置をつけて走らせている場面も見受けられた。

 アプリリア・レーシングのエースライダーであるアレイシ・エスパルガロは、3日間で156周をこなした。徐々にタイムを縮めていき、最終日は自己ベストを1分57秒091まで短縮させた。ドゥカティ勢が上位を占めるなかでトップ5に入り、今回のテストを締めくくった。初日からトップ10に食い込んでいたビニャーレスは、3日間で158周を走破。最終日には1分57秒528をマークし、トップから0.846秒差の総合12番手でテストを終えている。

 今回のテストで、ふたりはRS-GPのプロトタイプに好感触を抱いていたようだ。次回2月19〜20日に開幕戦カタールGPの開催地であるロサイル・インターナショナル・サーキットで行われるテストで、最後のセットアップを進めていくことになる。

■アレイシ・エスパルガロ
「最初のテストには満足している。昨年からの進歩を見れば、僕たちほどの成長はないと思う。新しいRS-GPのキャラクターが大好きだし、コーナリングでもさらに速く走れるし、僕のライディングスタイルにも合っている」

「また、安定性が上がったとはいえ、少しチャレンジングで、やるべきことはまだたくさんある。非常に速いライダーとマシンを目の当たりにし、信じられないような高速ラップのパフォーマンスと素晴らしいペースを披露してくれた。我々は良いレベルにいるが、まだ十分ではない」

■マーベリック・ビニャーレス
「とても濃密な3日間だったけど、あと3日は欲しい! 新しいRS-GPは間違いなくポテンシャルがあり、アプリリアは冬の間によく働いたと思う」

「昨年末には、特にコーナー進入で非常に高いレベルに達していたけど、今はその感覚が欠けている。2023年の時と同じように、新しいセッティングや異なるバランスを試して、新しいデザインの長所を引き出そうとしている。まだカタールでのテストが残っているので、最初のレースに向けてのプロセスは半分に過ぎないと言えるだろう」