2月14日、マクラーレンF1チームは2024年型マシン『MCL38』の実車を公開し、今年もステアリングを握るランド・ノリスとオスカー・ピアストリがコメントを発表した。

 マクラーレンは実車の発表に先立って、1月にMCL38のカラーリングを発表。昨年の日本GPなどでも使用された、パパイヤオレンジとブラックを基調にしたものだ。カーナンバーなど一部にはChromeのカラーもあしらわれている。なお、マクラーレンは今日MCL38のシェイクダウンも行う予定だ。

 ドライバーのノリスは、今年マクラーレンで6年目を迎える。昨年は安定して上位に入賞し、表彰台を7回獲得する活躍を見せた。一時期は2025年にレッドブルへ移籍するため契約を早期に終了するのではないかという噂も流れたが、ノリスは1月末にマクラーレンとの契約を延長したことを発表した。

 MCL38の発表に際し、ノリスは次のようにコメントした。
 
「MCL38のステアリングを握り、その走りを見るのが楽しみだ。新車のリバリーはとてもいいし、今日トラックに出られることになってよかった」

「バーレーンでマシンを走らせるのを楽しみにしている。昨シーズンの改善から前進し続けることができるだろうと、僕はチームに全幅の信頼を寄せている。でも僕たちの進歩が本当に問われるのは、バーレーンGPの予選と決勝に先立って、テストでマシンを走らせる時だ」

「この数週間、僕はMTC(マクラーレンテクノロジーセンター)に戻り、来週に向けて万全の準備をするため、エンジニアリングチームとともにシミュレーターでたくさんの作業を行った。僕たちがここまで来るのに尽力してくれたことについて、トラックサイドとファクトリーの全員に感謝している。バーレーンに行ってまたレースをするのが楽しみだ」

 一方ルーキーだったピアストリは、シーズン序盤はマシンパフォーマンスの低さも相まってノリスとともに苦戦したが、母国レースのオーストラリアGPでキャリア初入賞を記録。その後マシンのアップデートが始まったイギリスGP以降は徐々に入賞も増えていった。

 終盤戦のカタールGPではスプリント・シュートアウトでトップタイムをマークし、スプリントレースでも勝利を飾るなど、ピアストリは1年目から速さを発揮した。9月には契約を延長しており、2026年末までチームに留まることも決まっている。

 ピアストリはMCL38について、「今日初めてMCL38をサーキットで走らせることになってうれしい。今年の開発における重要な節目であり、新しいカラーリングのマシンをサーキットで見ることが楽しみだ」と述べた。

「バーレーンでレースをするまで、競争力の点では自分たちの立ち位置はわからない。でもシミュレーターに時間を費やし、マシンのデザインや製造を行うスタッフ、マシンを走らせる人たちと緊密に協力して、力強いスタートを切れるようにできる限りの準備をしてきた」

「忙しい1年に繋がるこれからの数週間が楽しみだ。2024年に向けて準備をしてくれたチームのみんなに心から感謝している。F1での2年目のシーズンをスタートさせるのが本当に楽しみだ」