レッドブル・レーシングは、2月15日、2024年型F1マシン『RB20』の発表を行った。チーム代表クリスチャン・ホーナー、レースドライバーのマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスがニューマシンを披露し、チーフテクニカルオフィサーのエイドリアン・ニューウェイとテクニカルディレクターのピエール・ワシェも登場。その後、『RB20』のシェイクダウンの動画も公開された。

 今週イギリス・シルバーストンで新車のシェイクダウンを担当したフェルスタッペンは、発表会で次のように語った。

「残念ながら路面がかなり濡れていたので、レインタイヤでしか走れなかった。でもすべてがとてもうまく機能していた。それは素晴らしいことだよ」

「走り始めから何のトラブルもなく、バーレーンに向かう前にやるべきことができたんだ」

 2023年のRB19は22戦中21勝を挙げるほどの圧倒的な強さを誇った。しかし、技術レギュレーションにほとんど変更がないなかで、レッドブルは、『RB20』において、大きな変更を施してきた。

『RB20』には、エンジンカバーやインレットなどに、昨年メルセデスが使用したものや、その後、放棄したものと似たデザインが取り入れられている。

 ペレスは、ニューマシンに対するチームの「勇気ある」アプローチを称賛した。

「チームが信じられないような仕事をしてくれたことが分かる。僕たちはコンセプトに関してとてもアグレッシブな選択をした。僕としても楽しみにしている」とペレスは発表会で語った。

「チームの貪欲さの表れだと思う。昨年あれほど圧倒的に強いマシンを走らせた僕たちが、コンセプトを大きく変更するなんて、誰も想像しなかっただろう。レッドブルがそうしたのは、本当に勇気がある」

「すべての限界を押し広げ続けるためには、チームが大きなハングリー精神を持っていることが必要だ」

「限界を押し広げる準備ができていることが分かる。僕たちは良いステップを踏み出したと思う。今後の数週間で何ができるかを確認するのが楽しみだよ。良いベースを築き、シーズンを通してそれを発展させていくことが重要だ」

 フェルスタッペンは、「チームがやってきたことを、僕は本当に気に入っている」と『Sky Sports News』に対してコメントした。

「これは保守的なマシンではない。『去年のマシンは素晴らしかった。いくつかのものを追加して、もう少し速くなるようにしよう』という感じではないんだ」

「チームはとても大胆な選択をしたと思う。かなりアグレッシブで、僕はそこが気に入っている」

「全員が本当にポジティブだし、モチベーションが高い。これからこのマシンについて学んでいくことに興奮している」

 ホーナー代表は、「F1の世界では、立ち止まっていることは決してできない。ライバルたちは、我々を倒すという強い動機を持っている」とコメントした。

「我々はRB19からのすべての教訓を生かし、それを『RB20』に適用することを考えた。チームは、史上最も成功したマシンを積極的に進化させたマシンを作り上げるという、素晴らしい仕事をした」