2月19日、2024年シーズンのロードレース世界選手権MotoGPクラスにおける2度目の公式テスト1日目がカタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、トップタイムはフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が記録した。

 2023年の最終戦後にバレンシアテスト、2月初旬にセパンテスト、そして19〜20日にカタールテストが行われた後開幕戦カタールGPを迎える。今回のテストも23人のライダーが走行しているが、セパンテストに続いてフランコ・モルビデリ(プリマ・プラマック・レーシング)は参加しておらず、ミケーレ・ピロが代役を務めている。

 少し砂埃と風が吹いて始まった初日は日が沈み始めるとタイムアタックが多く行われた。昨年に王者争いをしていたバニャイアとホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)がワン・ツー。1分52秒040と1分52秒260だった。

 ドゥカティ勢は新エンジンの改良、フェアリング、エキゾーストなどをテストしていた。マルク・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)は16番手で、まだ上位に食い込める状態ではないという。

 3番手はアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング)、4番手がブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)で、この3メーカーが接近している。アプリリアは24年型マシンを走らせ、KTMは2仕様のエンジンとさまざまな空力セットアップを比較していたという。

 ホンダ勢トップは9番手で1分52秒632を記録したヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)だ。セパンからのカタールでも開発が進んだようで、ザルコは新しいエアロでタイムアタックを行った。エンジンも決まってきたようで、4人全員がセパンで試していたスイングアームを使用した。

 ヤマハのトップは10番手のファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)で1分52秒637をマーク。タイムアタックでのグリップ向上を狙っている。

 最後の公式テストとなる20日にどれだけ開発を進めることができるだろうか。