2月20日、2024年シーズンのロードレース世界選手権MotoGPクラスにおける2度目の公式テスト2日目がカタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、2日間ともにフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)がトップタイムを記録した。

 2023年シーズン終了後のバレンシアテスト、2月初旬のセパンテスト、2日間のカタールテストも終了。あとは、3月8〜10日の第1戦カタールGPに向けて各チームとライダーが準備を進めていく。

 今季に向けて最後のテストとなったカタールテスト2日目は、前日からロレンツォ・サバドーリ(アプリリア・レーシング)の参加が増えて24名がコースインした。結果的にトップ11がオールタイムラップレコードの1分51秒762を非公式ながら更新した。

 初日に続いてフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が1分50秒952でトップタイム。2番手はチームメイトのエネア・バスティアニーニが1分51秒072で続いた。マルク・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)は1分51秒335で4番手と大幅に順位を上げている。

 ドゥカティ勢ではアレックス・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)が13番手だが、そのほかの6人がトップ10入りと絶好調だ。

 続いて、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング)は1分51秒260で3番手、ラウル・フェルナンデス(トラックハウス・レーシング)が5番手、マーベリック・ビニャーレス(アプリリア・レーシング)が6番手と、アレイシ以外のアプリリアライダーも上位に食い込んでおり、セパンテストから進化を見せていることは間違いない。

 アプリリアのテールユニットにおいては、リヤのスライドのためにビニャーレスとオリベイラが以前からのものを使用。アレイシ・エスパルガロは新型を好んでおり、走らせ方も異なるようだ。

 KTMおよびGASGASにおいてはレッドブルKTMファクトリー・レーシングのブラッド・ビンダーが9番手、ジャックミラーが11番手で好調だという。ペドロ・アコスタ(レッドブルGASGASテック3)が15番手だが、ロングランに満足している。

 モンスターエナジー・ヤマハMotoGPのファビオ・クアルタラロは14番手で、アレックス・リンスは16番手だ。1周のアタックとリヤグリップはまだ求めている状態。ホンダは17〜20番手に並び、ヨハン・ザルコ、中上貴晶、ジョアン・ミル、ルカ・マリーニとLCRホンダ、レプソル・ホンダ・チームの順だった。ヤマハ同様にリヤグリップが課題だという。

 しかし、ヤマハとホンダはコンセッションシステムにより、さらにテストをすることも可能。現状はトップ争いに絡むことは難しいだろうが、開幕戦後も開発を進めていくだろう。