2月21日、三重県の鈴鹿サーキットで全日本スーパーフォーミュラ選手権の公式合同テストが行われた。引き続き雨のなか行われた午後のセッション2では、セッション1と同じく牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が最速タイムを記録している。

 14時45分から2時間で予定されていたセッション2だが、強い雨に見舞われ90分へと短縮されることになった。代わって、翌日午後には天候回復傾向と予想されることから、22日午後のセッション4の走行時間が30分増やされることが、セッション2開始前にアナウンスされている。

 21日午前のセッション1でクラッシュ、マシン左側にダメージを負った大湯都史樹(VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)は、このセッション2に出走せず、2日目に向けてマシンの修復作業にあたっている。

 直前に行われていたフォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ(FRJ)の走行枠終盤に起きた接触によりコース整備に時間を要したことから、セッション開始がディレイ。午前から引き続き雨/ウエット、気温14度/路面温度14度という状況のなか、15時05分にセッションが開始された。雨の降り方は強いものではないが、若干の霧が立ち込めてきた。

 15時11分、太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がスプーンコーナー入口右側のグリーン上にストップ、赤旗中断となる。

 マシン回収を経て、15時25分、残り1時間10分というタイミングでセッションが再開すると、上位勢は1分55秒台のラップに突入。セッション残り1時間の時点では野尻智紀(TEAM MUGEN)が最速、2番手にチームメイトの岩佐歩夢、3番手に午前最速の牧野がつけ、F2王者テオ・プルシェール(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が4番手につける展開となった。

 15時44分、Juju(TGM Grand Prix)がスプーンコーナーでコースオフ、前輪がサンドトラップ上にストップした。このため2度目の赤旗となるが、直後にJujuは自力でマシンをコースへと戻したことで、セッションはすぐに再開された。

 セッション後半に入り、野尻は1分54秒936へと全体ベストタイムを縮めるが、残り20分を前に野尻を逆転したのは、またも牧野だった。1分54秒483を記録し、タイミングモニターの最上段に立つ。さらに牧野と野尻の間には、岩佐がタイムを更新して割り込んだ。

 雨量の影響か、あるいはニュータイヤの投入があまりなかったか、セッション終盤にタイムを上げる陣営は午前中よりも少ないなか、牧野、岩佐、野尻というトップ3は16時35分のチェッカー時点でも変わらず。小高一斗(KONDO RACING)が最終ラップで自己ベストを更新して4番手に飛び込んでいる。

 5番手以下は佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)、大嶋和也(docomo business ROOKIE)、山下健太(KONDO RACING)、国本雄資(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)と続くトップ8のオーダーとなっている。

 テストは22日木曜に午前2時間、午後2時間30分のセッションが予定されている。