2月19〜20日、2024年MotoGPのカタール公式テストがロサイル・インターナショナル・サーキットで行われた。ドゥカティ・レノボ・チームのフランセスコ・バニャイアは1番手、エネア・バスティアニーニは2番手とトップ2を占める結果となった。

 約2週間前に行われたセパン公式テストでは、バニャイアが王者の貫禄を見せて堂々の首位で締めくくっていた。マシンに好調さを示すドゥカティ勢だが、今回のテストではエンジンの改良、新しいフェアリングやエキゾーストなどを試していたという。

 初日からバニャイアは、1分52秒136をマークして首位で終えると、2日目も早々に走行を開始して順調にテストを遂行。またバスティアニーニも同様に速さを示し、2日目は4時間が経過したあたりでトップに立つ場面も見せた。バニャイアは1分50秒952、バスティニーには1分51秒072まで自己ベストを縮めており、2023年第19戦カタールGPでルカ・マリーニが樹立したオールタイムラップレコードを大幅に上回るタイムを叩き出した。

 それにより、2日間でバニャイアは計103周、バスティアニーニは計88周を走破し、順調にセットアップを進めつつ、トップ2に並ぶ快調さを示した。2023年に引き続き優勢のドゥカティ勢だが、2024年シーズンはどのような戦いぶりを見せてくれるだろうか。開幕戦は3月8〜10日に同地のロサイル・インターナショナル・サーキットで開催される。

■フランセスコ・バニャイア
「今日、達成できたタイムにはとても満足しているよ。1分51秒台前半を彷徨うことになるだろうと予想していたけれど、それを下回るのは予想以上だった。とはいえ、これもマレーシアと同様にテストに過ぎないんだ」

「今日のコンディションは最適で、グリップ信じられないほど素晴らしく、それを十分に活かすことができた。全体的にポジティブな1日で、あらゆる面でパッケージの微調整ができた。デスモセディチGP24はバレンシアのテストから有望だったよ。セパンで僕達は素晴らしい仕事をして、ここで完成させることができた。数週間後に迫った開幕戦に向けて準備は万端だよ」

■エネア・バスティアニーニ
「このテストは紛れもなく実りが多いもので、ここカタールでも安心してマシンに乗ることができた。振動やフロントタイヤのパフォーマンス低下など、小さな問題はあったが、これらの問題を対処できれば、大きな効果が得られることは間違いないよ。タイムアタックやレースペースでも競争力を発揮することができたから嬉しく思っているし、シーズン最初のレースに向けてコースに戻りたいと思っているよ」