2月19〜20日、2024年MotoGPのカタール公式テストがロサイル・インターナショナル・サーキットで行われた。アプリリア・レーシングのアレイシ・エスパルガロは3番手、マーベリック・ビニャーレスは6番手で終えている。

 カタール公式テストの前日18日に、アプリリア・レーシングは同地で体制発表を行いカラーリングをお披露目。今回そのカラーリングを纏ったRS-GPもコース上に姿を現していた。今回のテストでは2024年型のマシンを走らせていたというが、本番仕様のエンジンは詰んでおらず、アップデートを加えたものだという。

 また、ビニャーレスは2日目に2023年型RS-GPのテールユニットをテストしていたようだ。これは両者の走らせ方、特にスライドコントロールの違いからだという。今回、レースに向けたセットアップをメインに行っていたアプリリア・レーシングは、エースライダーのエスパルガロが2日間とも3番手、ビニャーレスも6番手に食い込み、トップ10に名を連ねていた。

 エスパルガロは2日目の終盤にクラッシュがあったようだが、計98周をこなして総合3番手、ビニャーレスは計120周の総合6番手で終えている。また、テストライダーのロレンツォ・サバドーリも2日目のみ参加して計12周を走っていた。空力刷新ですでに快調を示すアプリリア・レーシングだが、本番仕様となる完全体のRS-GPのポテンシャルを見られるのは開幕戦となりそうだ。

■アレイシ・エスパルガロ
「テストはレースではないといつも言われるけれど、プレシーズンで速く走れたことは、やはり自信につながる重要な要素だよ。アプリリア・レーシングの皆に敬意を表したいと思う。2024年型RS-GPは、僕がこれまで乗ったなかで最高のマシンだ」

「ファステストラップではペースは素晴らしかったが、ソフトでのリヤグリップを最大限に活用するにはまだパワーが足りないんだ。今日のシミュレーションでは、コンスタントに1分52秒台で周回していたのに、転倒してしまったのは残念だよ。でも大事には至らなかったし、今シーズンをスタートさせる準備はできているよ」

■マーベリック・ビニャーレス
「まだ100パーセントのフィーリングではないから、もう少しマシンに取り組む時間があればよかったと思う。とはいえ、昨年特に苦戦していた最速セクターで改善が見られたから、状況はポジティブだよ。特にロングランではエンジンブレーキにまだ完全に満足しているわけではないけれど、それはセットアップで解決できるものだし、レースの週末中にも取り組むことができる」