2月19〜20日、2024年MotoGPのカタール公式テストがロサイル・インターナショナル・サーキットで行われた。中上貴晶(イデミツ・ホンダLCR)は、2日間で計102ラップを走破して総合18番手で終えている。

 セパン公式テストから約2週間が経ち、開幕戦の舞台となるカタールにてテストが行われた。前回は2024年型ホンダRC213Vのシェイクダウンを進めるとともに、HRCから提供されたさまざまなパーツの比較を行いながらセットアップの方向性を確認していた。

 今回も同様にHRCから提供されたさまざまな空力パーツの分析を継続し、最適なエアロパッケージを決定することが今回のテストでの目標だった。1日目は他のホンダライダー3名と同様に新しいスイングアーム、2日目は大きめのフロントウイングと小さめのリヤウイングという新パーツの比較を行っていた。

 1日目は48ラップ、2日目は53ラップこなし、自己ベストは1分52秒384の総合18番手となった。順位的には下位となってしまったが、2023年第19戦カタールGPの予選Q1で出した自己ベスト1分54秒360を1.976秒と大幅に上回っており、2024年型ホンダRC213Vの進化具合が伺える。いよいよ3月8〜10日には同地で開幕戦を迎えることになるが、中上は今回のテストデータを活かして引き続き準備を進めていくという。

■イデミツ・ホンダLCR
中上貴晶(総合:18番手)
「何カ月か前に走ったときと比べると、大きく前進することができており、その差は決定的です。今年のウインターテストは、タイムや順位を追わず、マシンのセットアップに集中しようと決めていたので、その部分では満足しています。しかし、他のメーカーも大きく進歩していて、僕たちのポテンシャルが結果に反映されていない以上、まだまだ仕事を続けなくてはなりません。全体的には、いい仕事ができていると思います」