3月22日、アルガルベ・インターナショナル・サーキットでMotoGP第2戦ポルトガルGPの初日セッションが行われ、レプソル・ホンダ・チームのジョアン・ミルはプラクティスを19番手、ルカ・マリーニは転倒もあり22番手となった。

 カストロール・ホンダLCRのヨハン・ザルコはプラクティスで20番手、ホンダ・イデミツLCRの中上貴晶は、16番手で終えている。

 終日、厚い雲が空を覆ったアルガルベ。朝方まで降った強い雨の影響で路面は汚れ滑りやすいコンディションとなったが、周回を重ねるごとに路面コンディションは回復。

 ミルはフリー走行1回目で10番手とまずまずのスタートを切った。午後のプラクティスではタイムを約2秒短縮する1分39秒119をマークするも、19番手で初日を終えた。

 昨年のポルトガルGPでミルは、好調な走りをみせたRC213Vに好印象を感じだ。そのため今年はさらに大きな期待を抱いて初日を迎えたが、厳しい路面コンディションの中で思うようにポジションを上げることができなかった。しかし、コンディションが回復すれば、本来の走りができると確信していルようだ。

 マリーニは、午後のプラクティス終盤で転倒。ケガはなく22番手で初日を終えている。路面コンディションの悪さからフラストレーションをためたマリーニは、土曜日のセッションで初日の雪辱を果たそうと意気込んでいる。

 朝方まで降った雨の影響で路面コンディションが悪く、リヤのグリップ不足に苦しんだホンダ・イデミツLCRの中上は、RC213Vのポテンシャルを十分に引き出すことができなかった。しかし、トップから1秒差以内に18台が連なる大接戦の中で、0.905秒差の16番手。初日はホンダ勢のトップとなった。

 カストロール・ホンダLCRのザルコも、滑りやすい路面コンディションの中で思うようにグリップを引き出せず苦戦を強いられる。しかし、懸命にセットアップに取り組み、トップグループとのタイム差を縮め、プラクティスを20番手で終えている。

 
■ジョアン・ミル(FP1:10番手、プラクティス:19番手)
「路面コンディションが不安定だったが、我々は全力で取り組んだ。明日、コンディションが回復すれば、もっといい走りができるはずだ」

「正直、今日は思っていた以上に苦戦した。路面のグリップが低い時は、ライバルたちに比べて我々は少し厳しい状況となっている。明日はこの差を縮めることが目標だよ。グリップが改善されれば、もっとよくなると確信している」


■ルカ・マリーニ(FP1:21番手、プラクティス:22番手)
「アルガルベ・インターナショナル・サーキットはとてもユニークなコースなので、パッケージ全体をコースに合わせる必要がある。明日はセッティングを改善し、小さなステップを積み重ねていきたいね」

「今日、残念だったのは、セッションが始まった時よりも風が強くなり、第7コーナーと第8コーナーの間で少しワイドになってしまったこと。そのためホワイトラインに乗った状態でブレーキをかけてしまい、フロントを失ってしまった」

「最初のセクターではエネア・バスティアニーニ(ドゥカティ)にまったく負けていなかったし、いいラップができていると思っていたのでとても残念だよ」


■ヨハン・ザルコ(FP1:16番手、プラクティス:20番手)
「ポテンシャルはあるのでもっと速く走れると思っていたが、リヤのグリップに苦しみ、思うようにタイムを短縮することができなかった。20番手という順位だが、タイム差はそれほどではない。明日のセッションでセットアップを進めることができれば、予選とスプリントを楽しむことができるよ」


■中上貴晶(FP1:22番手、プラクティス:16番手)
「今日はもっと速く走れると思っていたのですが、いくつか問題があり、タイムを上げることができませんでした。ホンダ勢はみんな同じような問題を抱えているようなので、今日のデータをしっかり分析して明日につなげたいです」