3月29日、ABB FIAフォーミュラE世界選手権 2023/2024年シーズン10第5戦『東京E-Prix』のシェイクダウン走行が14時30分から行われ、日本の公道サーキットをフォーミュラEマシンが初走行した。

 ついにレースウイークを迎えたフォーミュラE東京E-Prix。東京ビッグサイト周辺を封鎖して設営された特設サーキットも完成を迎え、フォーミュラEの日本初走行を待ちわびていた。

 レースウイーク初日となる3月29日は朝から雨風が強く吹き付けていたが、14時30分のシェイクダウン走行を前に雨が止んで太陽が顔を出す。ただ、路面はウエットパッチの残るコンディションとなり、東京ビッグサイト敷地内のホームストレート部分は完全なウエット路面となる。

 まず記念すべき日本初走行を行ったのは、セルジオ・セッテ・カマラとユアン・ダルバラのマセラティMSGレーシングの2台だ。

 その後は各マシンが続々とコースインを行い、初のホームレースを迎えるニッサン・フォーミュラEチームのサッシャ・フェネストラズとオリバー・ローランドもコースインしている。

 セッション中盤には東京E-Prixをポイントランキングトップで迎えるジャガーTSCレーシングのニック・キャシディをはじめ、セバスチャン・ブエミ(エンビジョン・レーシング)、パスカル・ウェーレイン(タグ・ホイヤー・ポルシェ・フォーミュラEチーム)、ルーカス・ディ・グラッシ(ABTクプラフォーミュラEチーム)を筆頭に各車が周回を重ねた。

 なお、このシェイクダウンは各チームやドライバーがマシンやコースをチェックするための走行なので、タイム計測などは行われない。メディアセンターで走行を見た限りでは、サーキットは予想以上に狭く、かつバンプが多い難しいコースレイアウトになっていることを感じた。また、走行を撮影していたカメラマンによれば、2から3コーナーにかけての下り坂でリヤタイヤが浮いていたという。

 待望の日本初走行を果たしたフォーミュラE。2024年東京E-Prixは、この後16時30分から17時に最初のタイム計測が行われるフリー走行1回目が行われる予定になっている。