4月2〜3日、FIM世界耐久選手権(EWC)第1戦ル・マン24時間耐久ロードレースの事前テストがフランスのル・マン-ブガッティ・サーキットで行われた。天候の悪い2日間で総合トップタイムを記録したのはHONDA VILTAIS RACINGだった。

 このテストは開幕戦に出場する47チームの参加は義務付けられていないが、45チームがエントリーした。YART YAMAHAは固定ゼッケンの7ではなく、2023年度王者としてゼッケン1をつける。そのほか、ライダーラインアップに少々変更はあるが、例年参戦しているトップチームは揃った。

 初日の路面はウエットでスタート。走行を見合わせるチームも多くあり、ハーフウエットでドライタイヤを履いたチームが上位に食い込んだ。タイムは参考にならないだろうが、ヨシムラSERT MOTULが1分38秒846、FCC TSR HONDA Franceが1分38秒863、YART YAMAHAが1分39秒650と近年のチャンピオンチームがトップ3を独占した。

 4番手はKM99の1分39秒789、5番手でSSTクラス首位はなんと日本の新チームTEAM ETOILEの1分41秒351、6番手はBMW MOTORRAD WORLD ENDRANCE TEAMの1分41秒412、7番手はKAWASAKI WEBIKE TRICKSTARの1分41秒663とブリヂストン勢には離されたが、上位チームの名前が並んだ。

 午後にはドライで走れ、赤旗も数回あったようだが、昨年大会で序盤トップを走ったHONDA VILTAIS RACINGが1分36秒534でこの日の総合トップタイムを記録。2番手はヨシムラSERT MOTULの1分36秒559、3番手はYART YAMAHAの1分36秒801だ。

 4番手はBMW MOTORRAD WORLD ENDRANCE TEAMの1分36秒940、5番手はFCC TSR HONDA Franceの1分37秒039、6番手はKM99の1分37秒216、7番手はKAWASAKI WEBIKE TRICKSTARの1分37秒543だった。TEAM ETOILEは12番手で1分39秒053とテストから好スタートを切った。

 テスト2日目となる3日もウエットから始まり、ドライへと変わっていた。午前はHONDA VILTAIS RACINGが1分47秒187でトップタイム。2番手はTEAM 18 SAPEURS POMPIERS CMS MOTOSTOREの1分48秒965、3番手はYART YAMAHAの1分49秒346、4番手はヨシムラSERT MOTULの1分49秒387、5番手はBMW MOTORRAD WORLD ENDRANCE TEAMの1分50秒169だった。TEAM ETOILEは6番手で1分50秒478だ。

 完全に路面が乾くことはなかった午後は、一気にタイムが上がりHONDA VILTAIS RACINGが1分35秒679で午前も午後も首位に立ち総合トップ。さらにほとんどのチームのこのセッションがベストタイムとなった。

 そのため総合2番手はYART YAMAHAの1分36秒157、3番手はBMW MOTORRAD WORLD ENDRANCE TEAMの1分36秒371、4番手はKM99の1分36秒448、5番手はヨシムラSERT MOTULの1分36秒534、6番手はFCC TSR HONDA Franceの1分36秒636、7番手はKAWASAKI WEBIKE TRICKSTARの1分37秒293だった。

 SSTクラスでは昨年同様Tecmas MRP BMW Racing Teamが最速タイム(総合9番手)をマークして1分37秒324だった。2番手(総合10番手)はNational Motosの1分37秒977、3番手(総合11番手)はTRT27 AZ Motoの1分38秒071だ。TEAM ETOILEはこのセッションは1分39秒636だったが、初日の1分39秒053で9番手(総合20番手)となった。