バッサー・サリバンは、4月20日にカリフォルニア州のロングビーチで開催されるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第3戦『アキュラ・グランプリ』で、GTDクラスに2台目のレクサスRC F GT3を投入することを決定した。

 これは、12号車レクサスRC F GT3でGTDクラスにフルシーズン参戦しているフランキー・モンテカルボとパーカー・トンプソンというシルバー評価のドライバーふたりが別々の2台に分散し、通常は同チームの14号車でGTDプロクラスに参戦しているジャック・ホークスワース、ベン・バーニコートとそれぞれ組んで参戦する“コンビ組み換え”を意味している。

 これが可能になるのは、第3戦はGTDプロクラス(とLMP2)はエントリー対象外となるためだ。普段はGTDプロにエントリーする車両を2台目としてGTDに参入させ、合わせてドライバーコンビを組み替えることで、同チームの2台はともにGTDへの出場要件を満たすことになる。なお、ロングビーチではGTPとGTDという2クラス構成で100分レースが行われることになっている。

 4月9日にチームから発表されたところによると、ホークスワース/モンテカルボが12号車でエントリーし、バーニコート/トンプソンは89号車でコンビを組んでロングビーチ市街地での一戦に出場する。

 同チームは、2022年のミド・オハイオ戦とデトロイト戦でも同様の戦略を採用した。これらのGTDプロクラスがエントリー対象外のイベントで彼らはGTDに2台の車両を投入し、追加のGTDエントリーとなったバーニコート/カイル・カークウッドがデトロイトのベル・アイルで勝利を収めている。

「ロングビーチ・グランプリは、我々のチームとレクサスにとって、極めて特別なものだ」とチーム共同オーナーのジェームス・“サリー”・サリバンは語った。

「我々はもう一度勝つことを期待して、ロングビーチに向かう」

「バッサー・サリバン12号車レクサスRC F GT3のフランキーとジャック、89号車レクサスRC F GT3のベンとパーカーの組み合わせは、我々に最高のチャンスを与えてくれる」

 レクサス・モータースポーツのシニアマネージャー、ジェフ・バルは「ロングビーチの街に戻ってくることに興奮しており、バッサー・サリバンが12号車に加えて2台目のGTDエントリーを走らせられることを光栄に思う」と付け加えた。

「レクサスがアメリカのラグジュアリー自動車レースに参入した年に敬意を表し、チームはここ米国での35年を記念し、ゼッケン12と並んでゼッケン89を走らせることになる」

「1989年以来、レクサスは業界をリードするゲスト・エクスペリエンスを一貫して提供するとともに、前例のない品質と信頼性で評判を築き、今日の高級車産業を形成してきた」

「『ベストはない、あるのはベター(より良いもの)だけ』という考え方はレクサス社内のどこにでも存在し、レースに関しても同じことが当てはまる」

 GTPおよびGTDのみとなるスプリントレースのエントリーリストは、4月10日水曜日に発表される見込みだ。