ゼネラルモーターズ(GM)と組んでF1参戦を目指しているアンドレッティ・グローバルが、4月10日、イギリス・シルバーストンに位置する新施設のオープンを発表した。アンドレッティ・キャデラックのプロジェクトは、2025年か2026年からのF1参戦に関してFIAから許可が下りた後、F1商業権所有者フォーミュラワン・マネジメント(FOM)からは却下された。

 FOMは、キャデラックがパワーユニット(PU)・サプライヤーとしてアンドレッティへの供給を行う予定の2028年に関しては、アンドレッティのチーム参戦について再考する可能性を示している。

 アンドレッティは、シルバーストン・パークの施設オープンに関し、「F1参入への準備について次なるステージに進んだ」と述べている。アンドレッティ・キャデラックUKの従業員は現在約80名いるという。

 新施設はアンドレッティの独立の財産であり、48,000平方フィートの建物は、状況の進展に応じて活動の拡大を可能とするフレキシブルなスペースで、パターン、モデル、機械工場、ADM、電子機器、研究開発、オフィスおよび会議施設を含む製造設備が配置される予定。この英国の拠点は、インディアナ州のアンドレッティ本拠およびバンベリーのフォーミュラE施設と連携、アンドレッティのレースチーム全体のための共同拠点にもなる。

 アンドレッティのF1プロジェクトの運営は、シルバーストン、インディアナ、そしてノースカロライナに位置するGMテックセンターで分担して行われている。参戦準備はまず、主要スタッフの招集などの重要な活動に焦点を当て、さらに、空力関連の設計、機械関連の設計、車両力学などの長期にわたる活動に集中する形で進められている。新施設は、商業的、競技的なニーズと労働力の要件に応じて段階的に完成させていくということだ。

「我々の取り組みは順調に進行していると述べてきたが、この新施設はその取り組みを体現するものである」とアンドレッティ・グローバルは声明文のなかで述べている。

「アメリカのワークスチームの構築を進めている一方で、ヨーロッパの拠点を持つことは、F1の最高の人材を集め、最先端の機器を導入する上で、素晴らしいやり方だ」