4月12日、MotoGP第3戦アメリカズGPの初日セッションがサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、ホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)がプラクティスをトップで終えた。

 第2戦ポルトガルGPを終え、MotoGPはヨーロッパからアメリカ大陸へと移動した。当初第3戦として予定されていたアルゼンチンGPが中止となったことから、2024年シーズンはアメリカ大陸で開催されるのはアメリカズGPのみである。

 初日午前中のフリープラクティス1は、気温21度、路面温度31度のドライコンディションで行われた。序盤からトップに立ったのは、前戦ポルトガルGPのスプリントレースで優勝したマーベリック・ビニャーレス(アプリリア・レーシング)だ。2番手にジャック・ミラー、3番手にブラッド・ビンダーというレッドブルKTMファクトリーレーシング勢が続く。

 セッション中盤の開始25分を過ぎると、上位の順位が動き始める。マルク・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)がトップに浮上し、マルティン、マルコ・ベゼッチ(プルタミナ・エンデューロVR46・MotoGPチーム)、ビニャーレスもタイムを更新。残り時間12分でミラーがトップに立った。

 さらに残り時間7分、アルゼンチンGP決勝レースで3位表彰台に立ったペドロ・アコスタ(レッドブルGASGASテック3)が1番手タイムを記録する。ルーキーがトップのまま迎えた残り時間3分、序盤にトップだったビニャーレスが22分3秒377を記録し、再びトップに浮上した。

 フリープラクティス1はビニャーレスがトップで終え、2番手はマルティン、3番手はアコスタだった。4番手はエネア・バスティアニーニ(ドゥカティ・レノボ・チーム)、5番手がベゼッチ。マルク・マルケスは8番手、中上貴晶(イデミツ・ホンダLCR)は22番手だった。

 午後のプラクティスは、気温27度、路面温度46度のドライコンディション。セッション中盤の時点でトップはマルティン、2番手にバスティアニーニ、3番手にビニャーレスが続く状況である。

 残り時間が15分になるとタイムの更新が激しくなっていき、ビニャーレス、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(プルタミナ・エンデューロVR46・MotoGPレーシングチーム)などが代わる代わる1番手タイムを記録するなか、マルティンがオールタイムラップ・レコードを更新する2分1秒397を叩き出してトップに立った。

 マルティンはトップをキープして、プラクティスを終えた。2番手はフリープラクティス1でトップだったビニャーレス。3番手はこのサーキットで7度の優勝を飾っているマルク・マルケスだった。

 残り時間10分までトップ10圏外にいたフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)は終盤にタイムを更新し、最終的に4番手。バニャイアまでが、これまでのオールタイムラップ・レコード、2分1秒892を上回るタイムだった。ルーキーのアコスタは5番手に続いている。

 ヤマハ勢、ホンダ勢は苦戦して下位に沈み、日本メーカーとしてはファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)の17番手が最上位。中上は22番手だった。