4月13日、2024年スーパーGT第1戦『OKAYAMA GT 300kmレース』の公式予選が岡山県の岡山国際サーキットで行われ、GT300クラスはLEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/篠原拓朗)がタイム合算方式初のポールポジションを獲得した。

 いよいよ新シーズンの開幕を迎えた2024年のスーパーGTの予選は、Q1とQ2両セッションの“タイム合算方式”に変更されてから初の実予選。Q1〜Q2で使用できるタイヤは1セットとなり、セッションは2名のドライバーが走行する。

 金曜搬入日から晴天に恵まれた岡山国際サーキットは、土曜予選日も暑さを感じさせるほどの天気に。予選開始時刻の14時時点での気温は27度、路面温度は36度まで上昇したなかで、13台が出走するGT300Q1A組が開始された。

 10分間のセッションで速さをみせたのは公式練習から好調のSUBARU BRZ R&D SPORTの山内英輝となり、1分25秒862のトップタイムを記録。2番手には新チーム、PONOS RACINGが走らせるPONOS FERRARI 296がケイ・コッツォリーノのドライブで続き、3番手にはGreen Brave GR Supra GTの吉田広樹がつけた。

 以下、JLOC Lamborghini GT3、UPGARAGE NSX GT3、リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R、シェイドレーシング GR86 GT、HOPPY Schatz GR Supra GTまでがQ2“アッパー”進出。ANEST IWATA Racing RC F GT3、脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R、HELM MOTORSPORTS GT-R、RUNUP RIVAUX GT-R、apr GR86 GTがQ2“ロワー”に進むことになった。

 続くGT300Q1B組は14時18分にスタート。午前の公式練習でエンジントラブルに見舞われたMETALIVE S Lamborghini GT3は、修復が完了し出走を果たした。だが、一方でD’station Vantage GT3がエンジントラブルに見舞われ予選不出走に。このB組は12台での争にとなる。

 10分間のセッションで速さをみせたのはブリヂストンタイヤを履くmuta Racing GR86 GT、LEON PYRAMID AMGの2台。B組は最終的にmuta GR86が1分25秒985のトップタイムを記録し、LEON AMGが1分26秒182で2番手に続いた。

 3番手にはニクラス・クルッテンが駆るStudie BMW M4がつけ、以下K-tunes RC F GT3、METALIVE S Lamborghini GT3、UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI、グッドスマイル 初音ミク AMG、マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号までがQ2“アッパー”に進出。

 Syntium LMcorsa GR Supra GT、PACIFIC ぶいすぽっ NAC AMG、apr GR86 GT、アールキューズ AMG GT3の4台がQ2“ロワー”に進む。なお、両セッションではQ2に向けてタイヤを温存すべく、残り40秒ほどを残してピットに戻る戦略を採った。

 GT500のQ1をはさみ、GT300のQ2は14時53分からロワー組のグループ2がスタート。不出走のD’station Vantage GT3を除いた9台が争うこのセッションでは、冨林勇佑のPACIFIC ぶいすぽっ NAC AMGが1分26秒664のトップタイムを記録した。

 2番手には小高一斗が最後にタイムを上げたapr LC500h GTが1分26秒807が続き、3番手には1分27秒004で河野駿佑のSyntium LMcorsa GR Supra GTがつけた。

 ポールポジションを決めるGT300Q2アッパー組のグループ1は15時11分に開始。シグナルがグリーンになると15台がコースに出ていくが、Q1B組トップのmuta GR86は3分ほど待機してコースイン。このあたりの狙いが分かれる。

 このQ2“アッパー”は決勝上位グリッドが決まることもあり、残り6分ごろから各車のアタックが激化。そのなかで速さをみせたのは、やはりブリヂストンタイヤ装着車となり、蒲生尚弥のLEON PYRAMID AMGが1分26秒016を記録。Q1での篠原拓朗との合算タイムは2分52秒198となり、新予選方式での初ポールシッターに輝いた。

 同じくブリヂストンを履くmuta Racing GR86 GTが2分52秒265で2番手に並んだ。3番手には2分52秒513でSUBARU BRZ R&D SPORT、4番手には2分52秒988でK-tunes RC F GT3のダンロップ2台が続いている。