ジュール・グーノンは、テスト中のクラッシュで負傷したフェルディナンド・ハプスブルクの代役として、今週末のイモラ6時間レースでアルピーヌからWEC世界耐久選手権デビューを果たす。

 アンドラ出身のGT3スタードライバーであるグーノンは、シャルル・ミレッシ、ポール・ループ・シャタンとチームを組み、2024年シーズン第2戦として4月19〜21日にイモラ・サーキットで行われるWECイモラで35号車アルピーヌA424をドライブする。

 グーノンはアルピーヌの公式リザーブドライバーだ。彼は、ハプスブルクが3月にアラゴンで行われたテストでクラッシュを喫し腰椎を骨折した後、有名な一族の末裔の代役として第2戦の出場メンバーに加わった。

 メルセデスAMGのファクトリードライバーとしてGT3レースで実績を積んできたグーノンにとって、プロトタイプカーでのレース参戦は今回が初めてとなる。29歳の彼は当初、クライマックス・レーシングの一員として今週末、マレーシアのセパン・サーキットで開催されるファナテック・GTワールドチャレンジ・アジアの開幕戦に出場する予定だったが、月曜日にラルフ・アロンと交代することがアナウンスされた。

「フェルディナンド(・ハプスブルク)は私たちの心の中にいる」と語るのは、アルピーヌ・エンデュランス・チームを運営するシグナテックのフィリップ・シノー代表。

「大きな打撃だが、それはチームの生活の一部であり、現代的なコミュニケーション方法のおかげで彼が私たちと一緒にいることを保証するためにすべてが整っている」

「我々はイモラで(ハプスブルクのシートを)ジュール(・グーノン)と置き換えることを決めた。このような状況でデビューするのは決して簡単なことではないが、ジュールはこの役割を果たすために見極められ、選ばれ、契約したんだ。こんなにも早く実現するとは想像もしていなかったがね」

「彼は基本的な準備はできている。GTレースでの実績を考えれば、いくつかの面ではすでにマスターしていることを証明している。それでも、まだ学ぶべきことはたくさんある」

「私たちは6人のチームメイトとの最新テストで彼の準備に磨きをかけ、さらにシミュレーターですべてのプロセスに対応できるようにした。この週末はチーム全体にとって非常に有益なものになるだろう」