今週末に行われるF1第5戦中国GPに向けて、RBの角田裕毅は、予選でQ3に進み、レースでは入賞を狙うつもりだと自信を見せている。

 中国GPは、新型コロナウイルスの影響で2020年から2023年まで開催が中止されており、今年ようやくF1のカレンダーに復帰した。5年ぶりの開催ではあるが、今週末は今年最初のスプリントレースが行われる。

 先週末の第4戦日本GPでは、角田は初日から好調なペースを示し、予選ではQ3に進出。レースでも10位に入賞する活躍を見せた。角田は中国GPが行われる上海インターナショナルサーキットでの走行経験はないものの、ユニークなレイアウトの上海でも自信はあるとチームのプレスリリースにコメントを寄せた。

「中国GPに向けてとても興奮しています。僕にとってこのコースは初めてです。行ったことがないうえに、スプリントフォーマットになるので、手強いだろうことは確かです。一方で、僕たちはこれまでの何戦かよいレースができていて快調なので、そのことを最大限に活かしていきます。自信はありますし、ポイントとQ3を狙いたいです」

「このコースはとてもユニークだと思います。特にターン1からターン2は、長い右カーブから左に曲がるようになっているので、当然ですがタイヤマネジメントがレースの鍵になると感じています。間違いなく僕たちには優れたマシンがあるので、それをうまく活かすつもりです」

「中国のファンに会うことに興奮していますし、サーキットでみんなに会えるのが楽しみです。謝謝!」

 一方チームメイトのダニエル・リカルドは、ここまで少し後れを取っている。日本GPではスタート直後にアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)と接触しクラッシュを喫したが、新しいシャシーを投入するこの中国GPで調子を取り戻したいと意気込んでいる。

「上海に戻るのを本当に楽しみにしている。あそこでレースをするのは5年ぶりなので、自分としては楽しめるサーキットで調子を取り戻したい。それに中国のファンもF1をまた見るのが待ちきれないだろうと確信している。周(冠宇/キック・ザウバー)は『完売したから雰囲気は最高だろう』と言っていたよ」

「最初のスプリントの週末にはいくつか挑戦があるだろうが、チャンスもある。マシンに戻る準備はできているよ!」

 グランプリが中止されていた間に、F1では新しい技術規則が導入されグラウンドエフェクトカーが復活したが、この新しいマシンが上海のサーキットを走るのは今回が初めてだ。さらにはコースの路面も再舗装されており、チームが持っている既存のデータが役に立たない可能性もある。RBのレーシングディレクターを務めるアラン・パーメインは、今週末のレースに向けて慎重な姿勢を見せているが、準備は万端だと語った。

「ビザ・キャッシュアップRBは、F1が2019年以来初めて上海に戻ることに興奮しており、最近の好調な状態を維持しようとしている」

「今週末は類のない挑戦となるだろう。この世代のマシンで初めて訪れることになるうえ、スプリントの週末であり、裕毅にとっては初めての上海だ。フリー走行1回目から全力で取り組む必要がある。スプリント予選セッションの前は1時間の走行時間しかないからね」

「両ドライバーともシミュレーターで準備に時間を費やしており、週末に向けての準備は万端だ」