ラヘル・フレイは、第3戦スパ・フランコルシャン6時間レース以降、ル・マン24時間レースを除く2024年シーズンの全ラウンドで、ドリアーヌ・パンに代わってアイアン・デイムスのWEC世界耐久選手権ラインアップに復帰する。

 このスイス人ドライバーは来月、ベルギーのオールドコースで開催される6時間レースにおいて“女性オンリーチーム”が走らせる85号車ランボルギーニ・ウラカンGT3エボ2のチームに加わり、昨季2023年最終戦バーレーンでともにクラス優勝を飾ったサラ・ボビー、ミシェル・ガティンとトリオを組む。

 彼女はル・マンではアイアン・デイムスのWECキャンペーンに参加しないが、シーズン後半に開催される4つのフライアウェイ・ラウンド、サンパウロとオースティン(COTA=サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)、富士、バーレーンでふたたびピンク色の85号車ランボルギーニをドライブする予定だ。

 一方、スパでチームを離れるパンは、その後6月のル・マン24時間レースで今季最後となるWECイベントに参加するが、第5戦サンパウロ以降はWECのラインナップから完全に離れ、シングルシーター・レースに専念することになっている。

 20歳のフランス人ドライバーは、メルセデスAMGジュニアとしてF1アカデミーのプログラムに参加するほか、4月18日(木)にはFRECAフォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ選手権・バイ・アルピーヌにマルタ・ガルシアとともに2台体制で参戦することがアナウンスされた。

 これらのシングルシーター・プログラムは、ル・マン24時間を除く5つのWECレースのうち4戦で日程が重なってしまっている。

 具体的にはスパ6時間とFRECAのホッケンハイム・ラウンドがバッティングするほか、インテルラゴス6時間と富士6時間の各日程が同シリーズと重なる。また、シーズンフィナーレとなるバーレーンはF1アカデミーの最終戦カタールと同じ週末に行われることとなっている。

 今週末はイタリアのイモラで85号車ランボルギーニをドライブするパン、ガッティン、ボビーの女性トリオは、先月カタールで行われたWEC開幕戦では今季新設されたLMGT3クラスで8位入賞を果たしている。