富士市久沢の村松グラウンドで13日夜、「第22回北まつり」(久沢北区主催)が開かれ、地域伝統の「振りたいまつ」が行われた。小中学生らが燃え盛るたいまつを振り回し、勇壮な姿を披露した。
 振りたいまつはお盆に祖先の霊を迎え、慰めるために始まったとされる伝統行事。藤つるで束ねた麦わらに火を付け、振り回しながら練り歩く。近年は地元の振りたいまつ保存会が小麦を栽培してわらを確保している。
 辺り一面が暗闇に包まれた午後7時すぎ、地区の3神社から種火を運び、小中学生や保存会会員がたいまつに次々と点火した。大勢の住民が見守る中、8の字や弧を描きながらグラウンドを練り歩き、幻想的な雰囲気を醸し出した。