今季最多4失点を喫した清水だが、大敗するような内容ではなかった。ただ、失点の場面が軽率すぎた。小林監督は「前後半ともいい入りができたが、2失点目など相手の技量を考えて判断してほしかった」と嘆いた。
 0―1の後半7分、ロングボールで相手FWに背後を突かれた。二見が左サイドに流れて対応したが、一発で交わされシュートまで持ち込まれた。カヌはカバリングではなく、ゴール前に位置を取った。センターバックの連係ミスも重なり、4戦連続で2点を先行された。
 9分に枝村の右クロスを胸でトラップし、相手GKの股間を抜くシュートで得点した鎌田だが、「DFとしてやってはいけないプレー。情けないし、申し訳ない」と後半34分、ロングボールから空中戦の対応を誤り、そのまま4失点目を奪われた場面を反省した。
 新加入のMF増田が敗色濃厚だった後半30分から出場した。試合後はロッカーで連係を再確認した元日本代表は「守備の当たり前の部分をやる必要がある」と厳しい言葉を残した。鄭大世ら負傷者が続出していた苦しいチーム事情。補強や主力の復帰でこれから選手層は多少厚くなる。まずは気の抜けたプレーをすれば、すぐに交代させられる厳しい環境を整備したい。