2021年に創立100周年を迎えたイタリアのバイクメーカー「モト・グッツィ」。それに合わせ、同社では記念モデルを開発。この記事では、日本でも6月に発売される予定の「V9ボバー 100 周年記念スペシャルエディション」を紹介しよう。

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モト・グッツィ「V9ボバー 100 周年記念スペシャルエディション」の特徴

最新スペックのV9ボバーに伝統のカラーを纏わせる

モト・グッツィのミドルクルーザー「V9 Bobber」は、アメリカで発祥した無駄なパーツを極限までそぎ落としたいわゆる「ボバースタイル」を現代風にアレンジ。シンプルでアグレッシブ、そして美しいイタリアンデザインでまとめた個性的クルーザーだ。

このモデルをベースにした「V9 Bobber 100 周年記念スペシャルエディション」を日本国内で発売すると、ピアッジオグループジャパンが発表した。

「V9 Bobber 100 周年記念スペシャルエディション」は、モト・グッツィ創業100周年を記念した「V7ストーン」や「V85 TT」の100 周年記念車と同様に、マットグレーのタンク、ブラウンのシート、マットグリーンにペイントされたサイドパネルやフロントフェンダーなど、伝説のV8レーサー「オットーチリンドリ」をイメージしたカラーリングが特徴。各部の記念ロゴでも、特別な存在であることをアピール。

このモデル、新しいエンジンや車体の改良を施した「V9 Bobber」2021年スペックを採用。この最新仕様は、日本向けには「100 周年記念スペシャルエディション」のみが販売されるという。

その新型エンジンは、「V85 TT」が搭載しているものから派生した新型の850cc縦置き空冷V2エンジンで、最高出力65hp、最大トルク73Nmをマークし、活発なパフォーマンスを実現。このパワーアップに合わせて、フレームもステアリングヘッド周りが強化されたものに変更され、安定性を向上させると同時に、さらに精度の高いハンドリングも獲得している。

またライダーをサポートする電子制御デバイスもグレードアップ。ABSに加えて、調整可能な MGCTトラクションコントロールシステムを標準装備し、メーターも新デザインの液晶メーターを採用。乗り心地を向上させるためにステップも改良、振動を低減することに成功。

スタイリングは、ファットなタイヤと無駄を削ぎ落としたミニマルなスタイリングという特徴は受け継ぎながら、新デザインのシートによってボバーらしさが増している。

さらにモト・グッツィの紋章であるマンデーロイーグルの形をしたDRLを備えるLEDヘッドライトや、新しいショートなフロントフェンダー、短くすっきりとしたテール周りなどで、軽快でスポーティな印象だ。

この「V9 Bobber 100 周年記念スペシャルエディション」のカラーリングは、前述のようにモト・グッツィ100周年を記念した「チェンテナリオ」1色で、価格は134万2000円。

すでに受注は4月13日から全国のモト・グッツィ正規販売店でスタートしていて、6月から出荷される予定となっている。

モト・グッツィ「V9ボバー 100 周年記念スペシャルエディション」の主なスペック

全長×全幅×全高 2185×840×1120mm
ホイールベース 1465mm
シート高 785mm
車両重量 210kg
エンジン形式 空冷4ストOHV2バルブV型2気筒
総排気量 853cc
ボア×ストローク 84×77mm
圧縮比 -
最高出力 65hp/6800rpm
最大トルク 73Nm/5000rpm
燃料タンク容量 15L
変速機形式 6速リターン
タイヤサイズ(前・後) 130/90-16・150/80-16
ブレーキ形式(前・後) Φ320mmディスク・Φ260mmディスク

まとめ:小松信夫

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