上り調子の西武打線、オリックス投手陣攻略なるか

3位 西武 ― 4位 オリックス メットライフドーム 3勝8敗
 
 西武の先発陣は、十亀剣、野上亮磨、菊池雄星だろう。初戦先発の十亀は今季途中からローテに入り、6月の月間MVPに輝くなど状態を上げてきている。勝ち星がつかなくても、ゲームを作れていて信頼も厚い。
 
 野上はいかに粘り強くなげるか、中5日で挑む菊池は前回登板のオリックス戦で打たれているだけに、巻き返したい。
 
 オリックスの先発はディクソン、松葉貴大の西武キラー2人と3戦目は山崎福也か。ディクソンは7勝のうち3勝、松葉は3勝のうち2勝を西武から稼いでいる。ここで勝ち星を重ね、3戦目は前回完封の山崎福の爆発力に掛けたいところだ。
 
 西武打線は前節の日本ハム戦で機能した。9番の金子侑司と1番・秋山翔吾が繋がると、相当厄介だ。秋山の前に金子が走者でいると、どちらにも集中できないからだ。源田壮亮がつないで好機が広がったところで、浅村栄斗、メヒア、中村剛也、栗山巧と長打が出る打線は驚異的だ。外崎修汰が好調なのも心強い。
 
 オリックスは打線がやや低調だ。リードオフマンがおらず、腰のケガから復帰した吉田正尚もまだ万全ではない。T−岡田は好調だが、外国人とけがの多い小谷野栄一、中島宏之に加わるピースが欲しい。
 
 クローザーの平野佳寿が不調で2軍に降格しているだけに、なるべく大量得点を奪って、試合終盤を迎えたいが、難しい状況だ。ここで3連敗だとCS進出も黄信号となるだろう。差を詰めたい相手だけに勝ち越しが最低条件だ。