〇ヤクルト11-2中日●(神宮)
 
 投打のかみ合ったヤクルトが中日に大勝し、同一カード3連勝を飾った。
 
 25日の試合は9得点でサヨナラ勝ち、26日の試合では10点差を逆転と2試合連続で大量得点を奪っているヤクルト打線が、今日の試合でも中日投手陣を圧倒した。
 
 初回、ヤクルトは先頭の坂口が二塁打・山崎の二ゴロで一死3塁のチャンスを作ると、バレンティンの三ゴロの間に1点を先制。その後、山田が内野安打・盗塁でチャンスを作ると、新助っ人のリベロに来日初となる適時打が飛び出し、この回2点を先制。
 
 3回にはバレンティンのソロ本塁打で1点を加えると、4回には坂口の犠飛、バレンティンの2打席連続となる3点本塁打で4点を加え、中日先発・小熊から7点を奪いKO。
 
 その後もヤクルト打線は攻める手を緩めず、6回には中日2番手・丸山を攻め3得点。左翼手・野本の落球などに助けられ、リードを広げた。そして、7回には坂口が適時打を放ち、11点目を奪う。坂口は1番・右翼で先発出場し4打数4安打2打点と大当たりだった。
 
 投げては、今季未勝利の下手投げ右腕・山中が力投。2回には味方の守備のミスもあり1点を失ったが、その後はスコアボードに0を並べ続け、9回を132球で8安打、3奪三振、2四球、2失点という内容で完投勝利。
 
 山中は今季初勝利を手にするとともに、1人で1試合を投げ切ったことで、連夜の延長戦で負担が増えている救援陣に休養を与えた。
 
 敗れた中日は投手陣が総崩れ。先発・小熊が4回7失点で降板すると、ルーキーの2番手・丸山、3番手・笠原もピリッとせず計11失点。打線も山中の投球の手中にハマってしまい、8安打で2得点と拙攻が目立ち5連敗となった。
 
 この3連戦で31失点と精彩を欠いた中日投手陣だが、明日から本拠地・ナゴヤドームで行われる阪神との3連戦では、失点を抑えることはできるだろうか。