クルーズ加入の楽天打線、左偏重脱却へ

4位 オリックス ― 1位 楽天 ほっと神戸、京セラD 1勝11敗1分
 
 楽天の初戦先発は塩見貴洋が上がる。前節の雨天中止の関係でカード頭にずれ込んだ。今季まだ3試合の登板だが内容は悪くない。今後の戦いを見据え、戦力として数えられるピッチングを見せたい。
 
 2戦目は好調の美馬学、3戦目は釜田佳直が先発か。前回登板ではゲームメイクできていた2人だから問題はないはずだ。クローザー松井裕樹が約1カ月離脱するため、先発は長いイニングを投げてもらいたい。
 
 楽天は前節、クルーズを電撃トレードで獲得。アマダー、ウィーラーとともに、左偏重打線からの脱却を図る貴重な存在になりそう。守備面での併殺も増やしてくれるはずだ。
 
 今江年晶の離脱は痛いが、銀次をファーストで起用すれば、若手にとってはチャンスとなる。オリックスとは、3連勝した前回対戦と同じ先発投手の巡りとなる。新旧エース候補の3人を返り討ちにしたい。
 
 オリックスは初戦先発に金子千尋を上げる。前回は8回3失点と好投を見せたが、救援がうたれた。連敗中だけに無失点でマウンドをおりたい。
 
 2戦目は山岡泰輔が上がる。前回登板の同じカードでは4回6失点で敗戦投手。負けず嫌いな性格だけに、相当な闘志で臨むはずだ。3戦目は西勇輝となる。
 
 打線は湿りっぱなし。27日の西武戦は相手エースの菊池雄星に2桁奪三振を喫した。チャンスを生かしきれず、どん底の状態だ。西野真弘が1軍に復帰したが、起爆剤になる気配はいまだ漂わず。マレーロ、ロメロの外国人の調子が良いうちに、攻撃パターンを確立したい。打線がこのまま上昇しなければ、起用法を含めて采配を問われてもおかしくない。