ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が、28日(日本時間29日)に本拠地でタンパベイ・レイズ戦に先発登板。8回を109球、2安打、無四球、14三振、1失点で今季の8勝目(9敗)を挙げた。
 
 今季の田中にとってレイズ戦は鬼門だ。開幕戦では3回途中で7失点KO。5月20日の試合では3回で3発を浴び6失点KOと、2試合に投げ2敗、防御率は20.65となっていた。
 
 この日の田中は立ち上がりから絶好調だ。初回から変化球の切れ味が抜群で3者連続で空振り三振に抑えると、2回も先頭打者から2人を三振で打ち取り、5者連続三振を記録する。
 
 3回もスライダーで2人を三振に奪うと、4回はわずか7球で三者凡退に抑える。一方のヤンキース打線は初回にガードナーの先頭打者本塁打で先制すると、4回にはジャッジにソロアーチが飛び出し田中を援護する。
 
 5回も1三振で三者凡退に抑えた田中は、5回裏にC. フレイジャーの左中間への完璧な3ランでさらなる援護をもらう。6回は先頭のラモスを1球で遊ゴロに抑えると、続くベッカムを投ゴロ。エチェバリアに中前安打を打たれ、この日初安打を許すが、スミスを三振に奪いこの日10個目の奪三振とする。
 
 7回には先頭のディッカーソンを左直、ロンゴリアをスプリットで空振り三振に抑えるが、移籍してきたばかりのデューダに低めのスライダーを右翼ポール際に打ち込まれ、ソロ本塁打。完封の夢が消えてしまった。
  
 8回も田中は続投。ここで田中は圧巻の3者連続三振を披露し、この日の三振数を「14」として5月26日に達成した自己最多の13三振を更新した。
 
 8回裏に1点を加えたヤンキース。9回はロバートソンがマウンドに上がり、この日の田中は8回を109球、2安打、無四球、14三振、1失点の完璧な成績で降板した。そのロバートソンもしっかり抑え、ヤンキースが6-1で勝利。田中には8勝目が記録された。