阪神タイガースの俊介外野手(29)は3日、出場選手登録が7年に達し国内FA権の取得条件を満たした。
 
 2008年以降に大学もしくは社会人からプロ入りした選手は、7年で国内FA権が取得できるようになっており、2010年のドラフト5位で近畿大学から阪神に入団した俊介はこの取り決めの対象となっている。
 
 俊介は2010年のルーキーイヤーで開幕1軍を勝ち取り、シーズンを通して1軍に帯同。俊足を活かした守備範囲の広さには定評があり、同年は124試合に出場し打率.255(161-41)、1本塁打、10打点という成績を残した。そして、同年オフには同性の藤川球児と区別すべく登録名を藤川俊介から現在の「俊介」に変更。この登録名は藤川球児が米球界に移籍し阪神を去っていた際も含め、現在まで使用し続けている。
 
 2011年は前年より成績を落とし、自らの話題よりも盗塁死で金本知憲氏の連続試合出場記録をストップさせたという話題が先行してしまった。
 
 2012年は打率1割台と大不振に陥ったが、2013年にはキャリアハイの打率.292という数字を残した。2014年以降は打撃成績が低迷したが、代打・代走・守備固めでの起用など途中出場などで存在感を示していた。
 
 そして、今季は2013年以来の打撃好調で、8月4日現在34試合出場で打率.262(65-17)、2本塁打、13打点という成績を残している。開幕1軍は掴んだが、4月に登録抹消され交流戦の時期に1軍復帰。昇格後のロッテ戦では3二塁打4打点を記録するなど首脳陣に猛アピールし、現在も1軍で活躍を続けている。
 
 華々しい記録にはなかなか縁がないが、チームを支えるスーパーサブとして活躍を続け遂に国内FA権の取得条件を満たした俊介。今後も、阪神の誇る”いぶし銀”の活躍に注目したいところだ。