埼玉西武ライオンズの秋山翔吾外野手と福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐外野手が激しい首位打者争いを繰り広げている。
 
 共に2010年のドラフト2位で西武・ソフトバンクに入団したこの2人は、2015年シーズンにもハイレベルな首位打者争いを展開。秋山はNPB新記録となる216安打を放ち、打率.359という数字を記録したが、柳田が605打席で182安打を放ち、リーグ最多の88四球を選んだことで打率.363を記録。この年は柳田に軍配が上がっている。
 
 2015年の秋山は、143試合出場で打率.359(602-216)、14本塁打、55打点、60四球、17盗塁、出塁率.419、OPS.941という成績を残した。
 
 一方の柳田は138試合出場で打率.363(502-182)、34本塁打、99打点、88四球、32盗塁、出塁率.469、OPS1.101という圧倒的な成績を残し、シーズンMVPも受賞した。球史に残る好成績を叩き出し、ヤクルト・山田哲人と共にトリプルスリーを達成した。
 
 今季の両者はどうか。
 
 秋山は97試合に出場し、打率.332(386-128)、20本塁打、62打点、56四球、12盗塁、出塁率.420、OPS.982という成績を残しており、今季は長打力に磨きをかけており、安打数はリーグトップとなっている。
 
 柳田は97試合に出場して打率.325(332-108)、26本塁打、82打点、72四球、14盗塁、出塁率.446、OPS1.076とこちらも好成績。本塁打・打点・四球・出塁率・OPSはリーグトップで、今季のパ・リーグ最強打者と言っても過言ではない成績を残している。
 
 春先は日本ハム・近藤健介が4割以上の打率を残し、首位打者が確実視されていたが、まさかの故障で規定到達が絶望的に。そして、2年前にハイレベルな首位打者争いをしていた2人が、今季再び首位打者争いを繰り広げることになった。
 
 また、この2人だけでなく打率.309で3位の浅村栄斗、打率.308で4位の銀次、打率.307で5位のペゲーロも調子を上げてくれば首位打者争いに割り込むことは十分可能だろう。
 
 2季ぶりに激しい首位打者争いを繰り広げている秋山・柳田。今後もパ・リーグの誇る安打製造機たちの活躍に注目したいところだ。