◯彦根東  6-5 波佐見●
 
 第99回全国高校野球選手権大会が甲子園球場で8日に開幕。第1日目1回戦の波佐見(長崎)対彦根東(滋賀)が行われ、彦根東が6-5でサヨナラ勝ちで激闘を制した。
 
 1回表、波佐見の先頭打者・村川大の三塁線への痛烈なライナーを三塁手・岩本が横飛びで捕球する好プレーで幕を開けた甲子園は、2回表に4番・内野が大会第1号となるソロ本塁打を右中間スタンドに放り込み、波佐見が先制する。
 
 彦根東は2回裏に安打と四球で無死満塁とすると、1死から太田が右翼へ犠飛を放ち同点。しかし、3回表に1番・村川大が右翼へ適時二塁打を放ち、波佐見が勝ち越しに成功する。
 
 打ち合いとなった序盤戦は3回裏に吉本が変化球を完璧にとらえ、左翼スタンドへ大会第2号となる3ラン本塁打を放ち彦根東が逆転する。
 
 波佐見は6回表に、2死から5番・浜田が左前適時打で3-4とすると、続く川口は変化球を振り逃げで2死満塁とするが、彦根東の増居が粘りの投球で同点を防いだ。
 
 しかし、波佐見は7回表に1死から満塁とすると、2死から4番・内野が右前に2点適時打で逆転に成功する。9回表にも先発・隅田が意表をつくセーフティーバントでチャンスを作るも、ここは増居が意地で抑えた。
 
 そして、9回裏に無死から代打松井が安打で出塁すると、犠打で送り、1番・原が中前安打で1死一三塁のチャンスを作ると、2番・朝日が高いバウンドの打球を三塁に放ち、三ゴロで同点。ここで波佐見は投手を村川竜に交代させるが、3番・高村が四球、そして4番・岩本が一二塁間を抜ける安打で二塁走者の原晟が本塁へ突入。クロスプレーになるが、わずかに原晟が早くサヨナラ勝ちとなった。
 
 彦根東は藩校時代から含めると200年以上の歴史を誇る伝統校。4年ぶりの出場となった彦根東が劇的なサヨナラ勝利で2回戦に駒を進めた。