ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が、8日(日本時間9日)に敵地でアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発登板。5回92球、4安打、1四球、6三振、1失点も勝ち負けは付かなかった。
 
 前田にとって今季のダイヤモンドバックスは2試合に先発登板し、9回で10点、5本塁打を打たれている“鬼門”だ。ここで好投をしてポストシーズンのローテーション入りに向けて一歩前進したい。
 
 その前田は、初回にいきなり二塁打と四球で得点圏に走者を背負うが、ラムを打ち取ると、主砲のゴールドシュミットを一邪飛、そして移籍してきた新加入のJ.D.マルティネスを空振り三振に打ち取り、ピンチを逃れる。
 
 2回、3回としっかり抑えた前田は、4回にターナーのソロ弾とフォーサイスの適時打で2点の援護をもらうと、4回も三者凡退に抑える。しかし、この日は主軸を相手に球数がかさみ、4回終了ですでに73球となった。
 
 5回裏には先頭のアイアネッタにバックスクリーンへソロ本塁打を打たれると、続くマルテにも安打を浴び、さらに一塁へ牽制するとベリンジャーがベースに入っておらず悪送球となり、無死三塁とピンチを迎える。しかし、ここを粘りの投球で後続を抑えると、この回限りで降板となった。
 
 この日の前田は5回92球、4安打、1四球、6三振、1失点とした。チームは6回にターナーの2打席連続のソロ弾で3点目を加えるが、6回裏にラムに一発を打たれ3-2とする。さらにマルティネスにも右翼スタンドへ大きな当たりを打たれるが、右翼手プイグのジャンプ一番スーパープレーで同点を阻止する。
 
 しかし、7回に移籍してきたばかりのワトソンが逆転満塁本塁打を浴び、前田に勝ち負けは付かなかった。試合はそのままドジャースが3-6で敗戦した。
  
 前田のプレーオフに向けたローテ争いでライバルとなる柳賢振投手が、前日の試合で7回1安打無失点と好投。2試合連続で7回無失点と好投した。カーショウ、ダルビッシュ、ウッドに続く先発4番手争いを繰り広げる両者。ヒルやマッカーシーも忘れてはならないが、柳の2戦連続好投が光り、10勝の前田のプレーオフでのローテーション入りもピンチだ。