第99回全国高等学校野球選手権の4日目が11日に甲子園球場で行われ、広陵、秀岳館、智弁和歌山、大阪桐蔭が2回戦へと駒を進めた。
 
 4日目は今月4日に行われた組み合わせ抽選会直後から話題になった好カード揃いの一日だった。第1試合は、広陵(広島)対中京大中京(愛知)。夏に過去3度決勝へ進出している広島の名門校と夏の大会で史上最多の7度の優勝を誇る愛知の名門校の試合は、広陵がプロ注目の中村の2本塁打などで得点を重ね10−6で勝利。1回戦を突破した。
 
 第2試合は1回戦で最も好カードとの呼び声も高かった秀岳館(熊本)対横浜(神奈川)の試合。秀岳館は3球で先制すると、3回までに4点を獲得し、流れを掴む。7回に2点を加えると、その裏に福永に3ランを浴びるが、6−4で勝利。3季連続で甲子園ベスト4のチームが、初戦で優勝候補の一角である横浜を破り、2回戦へ進出した。
 
 第3試合は春夏優勝経験のある智弁和歌山(和歌山)と興南(沖縄)の対決。3回に興南が一挙6点を獲得し流れを掴んだかのように見えたが、智弁和歌山が4回に2点、5回に林、冨田の2本の本塁打で同点とすると、6回に蔵野の適時打が飛び出し勝ち越し。そのまま試合を決め、9−6で興南を破った。
 
 そして、史上初の2度の春夏連覇を目指す大阪桐蔭(大阪)が登場した第4試合は、米子松蔭(鳥取)との対戦。大阪桐蔭が序盤から得点を積み重ねると、先発の徳山も好投し、8−1で勝利。2回戦へと駒を進めた。

 
 日本中が注目した4日目は手に汗握る好勝負ばかりだった。2回戦では広陵と秀岳館、智弁和歌山と大阪桐蔭の試合が予定されている。引き続き、激戦を勝ち抜いたチームから目が離せない。