ワシントン・ナショナルズが11日(日本時間12日)のサンフランシスコ・ジャイアンツとの試合で、雨天中止の公式発表が遅れたとして問題になっている。
 
 この日のナショナルズ・パークは雨が降り続いていたため、ナショナルズは19時5分開始の試合中止を決定した。しかし、ファンとジャイアンツへ対するアナウンスが非常に遅れたと、複数のジャイアンツの記者が証言している。
 
 『NBC』でジャイアンツの記者を務めているアレックス・パブロビッチ氏は以下のようにツイッターで伝えている(右は投稿された時間)。
 
 「フィールドにシートを敷き始めた。18:38」
 「天気の最新情報:まだ雨が降っていて、ときどき雷も鳴っている。私たちがここで何をしているのかわからない。20:33」
 「ジャイアンツの選手たちが野球場から帰り始めている。ナショナルズはまだ中止をアナウンスしていない。楽しい時間だね。21:39」
 「ジャイアンツは、ナショナルズのアナウンサーが帰宅したと伝えられたおかげで、今夜の試合はないと知った。素晴らしい仕事だね、ナショナルズ。21:46」
  
 ナショナルズは21時48分に試合中止をアナウンス。球場のスコアボード上では21時52分に発表となった。ちなみにジャイアンツのボウチー監督には21時15分ごろに試合中止が伝えられたとのことで、球団の遅すぎる正式発表に対して、球場で待っていたファンからは大ブーイングが起こったという。
 
 また、サンフランシスコ・エリアの新聞紙の『マーキュリー・ニュース』電子版は、記者が球場を私服で出て行くジャイアンツのデナード・スパン外野手に「まだ何も聞いていないの?」と伝えられたこともレポート。コミュニケーションが行き届いていないことを批判した。
 
 一方で、同紙によると、振替試合の日程を決めることに難航していたため、アナウンスが遅れたと予想している。振替試合は日曜日にダブルヘッダーとなることが決定した。
 
 ちなみにナショナルズは、先月の6日には雨がほとんど降っていないのに試合開始時間を3時間5分延期したとして批判を浴びていた。