7年ぶり日本一目指すシリーズ、黒星スタート

 福岡ソフトバンクホークスと読売ジャイアンツによる「SMBC日本シリーズ2019」第1戦が19日、ソフトバンクの本拠地ヤフオクドームで行われ、巨人は先制しながらも逆転負けを喫し黒星スタートとなった。
 
 巨人は2回、今季限りでの引退を発表している5番・阿部慎之助捕手がソフトバンク先発の千賀滉大投手の152キロの速球を右中間スタンドに叩き込んで幸先良く1点を先制する。
 
 しかし直後の守りで、今季リーグの投手3冠を手にした先発の山口俊投手が、6番のジュリスベル・グラシアル外野手に2ラン本塁打を浴び1-2と逆転されてしまう。しかし、その後は5回まで3イニング連続無失点として千賀とともに投手戦を繰り広げた。
 
 再び試合が動いたのは6回。山口は先頭の牧原大成内野手に右翼線への二塁打を許すと、送りバントと四死球で1死満塁の大ピンチを迎える。ここで5番の中村晃外野手が放った打球は中堅への浅いフライに。しかしこれで三塁走者の牧原がタッチアップし、貴重な3点目のホームを踏んだ。
 
 山口はこの回を最後に交代。6回81球を投げ被安打5、与四死球2、奪三振8、失点3の内容でリリーフに託すこととなった。
 
 そして巨人は7回、2死走者なしから連続安打で二、三塁のチャンスを作るも、代打・重信慎之介外野手が千賀のカットボールに手が出ず三振。その直後にソフトバンクの猛攻に遭う。
 
 2番手のスコット・マシソン投手が松田宣浩内野手に二塁打を浴びると、3番手の田口麗斗投手も牧原、柳田悠岐外野手に適時打を浴びるなど流れを止められず。この回一挙4失点で1-7と点差を広げられた。
 
 このままで終われない巨人は、9回にソフトバンクのクローザー・森唯斗投手から大城卓三捕手がソロ本塁打を放ち1点を返したものの、後続が打ち取られ2-7で完敗。
 
 7年ぶりの日本一を目指すシリーズだが、2番・坂本勇人内野手、3番・丸佳浩外野手、4番・岡本和真内野手が計11打数1安打となるなど打線が振るわず黒星スタートとなった。