18年に17本塁打、パワー満点スラッガー

 横浜DeNAベイスターズは15日、メジャーリーグでプレーしたタイラー・オースティン内野手と2020年のシーズン契約を結ぶことで合意したと発表した。
 
 28歳のオースティンは2010年にニューヨーク・ヤンキースから13巡目(全体415位)で指名を受けてプロ入り。米国出身、身長188センチ、体重100キロ。右投右打の一塁手で、両翼を守ることもある。16年にメジャーデビューし、名門ヤンキースの一員となった。
 
 そのデビュー戦では初打席で初本塁打を放つ大活躍。同日にはアーロン・ジャッジ外野手もメジャーデビューで初打席初本塁打を放っており、2人ともヤンキースの未来を担う選手として大きな期待を寄せられた。1年目は打率.241(83-20)、5本塁打、12打点の成績だった。
 
 しかし、ヤンキースでの活躍は厳しかった。ジャッジがスター選手となる一方で、オースティンの成績は思わしくなく、18年途中にはミネソタ・ツインズに放出される。それでも移籍後の活躍もあり、この年は自己最多の17本塁打を放った。
 
 そして今季はミネソタ・ツインズ、サンフランシスコ・ジャイアンツから事実上の戦力外通告を受けた後、ミルウォーキー・ブリュワーズでプレー。計3球団で打率.188(154-29)、9本塁打、24打点の成績。3Aでは打率.333(54-18)、4本塁打、10打点だった。
 
 メジャーでの通算成績は打率.219、33本塁打、91打点。確実性は高くないものの、その長打力には光るものがあった。一塁だけでなく外野を守れる点も魅力の1つとなっている。
 
 DeNAからは主砲の筒香嘉智外野手がメジャー挑戦を表明しており、チームは代わりとなるスラッガーを必要としていた。オースティンはその代役として期待されることなる。来季は、メジャーでも鳴らしたパワーを日本で見ることができそうだ。