プロ野球の2021年シーズンが、3月26日に開幕を迎えた。今季も新型コロナウイルス感染拡大の影響が尾を引いており、試合時間短縮の観点から延長戦を行わず、9回打ち切りが決定した。昨季同様「特別ルール」も適用されるため、一軍登録枠も29人から31人に拡張。一軍を目指す若手たちのチャンスも増えてくるだろう。
 

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 そこで、2021年シーズンに飛躍が期待される12球団のブレイク候補選手を紹介していきたい。今回は、中日ドラゴンズ・野手編。

 
投手編はこちら

根尾昂


内野手:根尾昂
投打:右投左打
生年月日:2000年4月19日(満21歳)
身長177センチ、体重80キロ
入団:2018年ドラフト1位

 
 1人目は、高卒3年目の根尾昂内野手だ。

 根尾は、大阪桐蔭高から2018年ドラフト1位で入団した。2年時から強豪のレギュラーを獲得。3年時には投打の中心として二刀流の活躍を見せ、史上初となる2度目の春夏連覇に大きく貢献した。ドラフトでは4球団競合の末、中日が交渉権を獲得した。
 
 投手としての評価も高かったが、プロでは野手一本で勝負。ルーキーイヤーから一軍の舞台も経験し、外野手に挑戦した昨季は、待望の一軍初安打を放った。
 
 今季は2年連続で春季キャンプを一軍で迎え、打撃で猛アピール。本職の遊撃を含む内野のポジションでレギュラー奪取を狙っていたが、オープン戦では左翼で出場を続け、初の開幕スタメンを掴んだ。11日終了時点で12試合に出場。全て「8番・左翼」として先発出場しているが、打率.143と苦しんでいる。

髙松渡


内野手:髙松渡
投打:右投左打
生年月日:1999年7月2日(満22歳)
身長176センチ、体重65キロ
入団:2017年ドラフト3位

 
 2人目は、高卒4年目の髙松渡内野手。

 髙松は、滝川第二高から2017年ドラフト3位で入団。甲子園出場経験はないが、圧倒的なスピードとバットコントロールがスカウトの目に止まった。
 
 ルーキーイヤーは二軍で経験を積み、2年目の19年に一軍デビュー。しかし、昨季は一軍出場なしに終わり、二軍では11盗塁を決めたものの、打率.188と打撃面で課題を残した。
 
 今季の春季キャンプでは二軍スタートとなったが、「機動力」をテーマのひとつに掲げるチームで、持ち味の俊足を活かしてアピールし、オープン戦前に一軍へ合流。オープン戦ではリーグトップの4盗塁、内外野をこなすユーティリティー性も発揮し、開幕一軍入りを果たした。開幕後は、代走起用がメインとなっているが、2日の阪神タイガース戦で「2番・二塁」、翌3日にも「2番・左翼」としてスタメン出場を果たすなど11日終了時点で8試合に出場。打率.250、2盗塁の成績を残している。

石垣雅海


内野手:石垣雅海
投打:右投右打
生年月日:1998年9月21日(満23歳)
身長181センチ、体重85キロ
入団:2016年ドラフト3位

 
 3人目は、高卒5年目の大砲候補・石垣雅海内野手だ。

 石垣は、酒田南高から2016年ドラフト3位で入団。高校通算37本塁打を放ち、俊足強打の遊撃手として注目されていた。
 
 プロ入り後は二軍を主戦場としているが、昨季の二軍成績は、規定打席未到達ながら打率.372、5本塁打と群を抜いており、一軍でも初本塁打をマークした。
 
 今季の春季キャンプでは、一軍に抜擢。しかし、オープン戦前に髙松と入れ替わる形で二軍降格となった。開幕後は二軍で好成績を残していたが、6日の阪神タイガース戦で負傷交代。一軍昇格も視界にとらえていただけに、無念の故障離脱。
 
 その他にも、19年の高卒ドラフト1位・石川昂弥内野手や、石川昂と同じ高卒2年目の岡林勇希外野手、根尾らと左翼のレギュラーを争う滝野要外野手らもブレイク候補に挙げられ、溝脇隼人内野手、伊藤康祐外野手、育成の石岡諒太内野手らも二軍で好成績を残している。