◆ 日米またいで駆け抜けた21年

 ロッテの井口資仁は20日、ZOZOマリンスタジアムで記者会見を行い、今シーズン限りでの現役引退を発表した。

 国学院久我山高から青山学院大を経て、1996年のドラフト1位(逆指名)でダイエーに入団。2004年までの8年間でベストナイン3回、ゴールデングラブ賞も3回、そして盗塁王に2度輝くなど、リーグを代表する二塁手へと成長を遂げた。

 2005年からは念願だったメジャーに挑戦。ホワイトソックスからフィリーズ、パドレス、フィリーズと渡り歩き、4年間で2つのチャンピオンリングをゲット。2009年からは日本球界に復帰し、ロッテの背番号「6」を背負ってチームを引っ張ってきた。

 2016年に史上5人目の日米通算2000安打を達成し、今季も5月25日のソフトバンク戦で日本通算250本塁打をマーク。日米で幾多の栄光を掴んだNPB最年長野手が、ついにユニフォームを脱ぐ。

 以下、引退のあいさつと一問一答のまとめ。


◆ あいさつ

 今シーズン限りでユニフォームを脱ぐということを発表させていただきたいと思います。

 昨年の契約のときに、球団の方に「もう1年だけ頑張らせて欲しい」ということでお伝えしまして、
 応援して頂いたファンの方のためにも、サポートしていただいた方のためにも、
 1日でも1試合でも多く見に来て頂きたいという思いで、
 自分の中では開幕前に発表したいという思いはあったんですけど、
 開幕前はチーム状態がかなり良くて、「今じゃないな」というタイミングでありましたので、
 今回のタイミングでの発表とさせていただきました。

 残念ながら今チームは非常に苦しい状態ではありますが、
 僕自身もこの20年間やってきたことを残りのシーズンで出し切りたいと思いますし、
 これを起爆剤としてチームとしても残りのシーズンをしっかり頑張って、
 みんなで一緒に1個でも上の順位を目指してやっていきたいなと思います。


◆ 一問一答

―― 現在の心境

自分の中では昨年決めたことでありまして、その思いで自主トレからやってきました。
今こう発表させていただきましたけど70試合以上残っていますから、
まだまだ頑張っていきたいなという思いが強いです。


―― プロ野球人生を振り返って

その質問は来るとは思っていたんですけど(笑)

まだまだ振り返るのは早いと思っていますし、
残りの試合の中でこれまで以上の良い思い出だったり、出来事があればいいなと思っているので
振り返るのはシーズンがすべて終わってからで。


―― 思い出に残っている試合

やっぱりこういう発表をさせていただくと、デビューした時の思い出だったりが(蘇ってくる)。


―― デビュー戦の心境

たのしみが多かったかなと思いますし、今振り返るとだいぶ前だったなという。
思い出は全部終わってからで。


―― 一番の恩師は

小さい頃から育てていただいて、サポートして頂いた全員だと思っています。


―― 球界最年長

自分では最年長という気は全くしていないですし、
グラウンドに立てば年齢は関係ないと思っているので。
若い選手と一緒に声出して、走って、という思いでやってます。


―― 長く続けられた要因

やっぱり周りの人以上に野球が好きなんじゃないかなと。


―― 若手に伝えたいこと

自分が行動を示して見せることで、あえて言うことはないかなと思います。


―― ロッテでの思い出

思い出ですか…終わってからにします(笑)


―― 後半戦へ向けて

僕の中では野球人生21年のすべてを残りの限られた打席の中で出し切りたい。
1つでも上の順位を目指して、少しでも長くユニフォームを着られるようにしたいです。


(ニッポン放送ショウアップナイター)