◆ 期限は7月31日

 オールスターも越え、いよいよ勝負の夏場に差し掛かるプロ野球の2017年シーズン。7月も終わりが近づくなか、この時期気になるのが各球団の動きだ。

 というのも、新規支配下登録の期限が7月31日まで。育成選手の登録はもちろんのこと、トレードや新外国人選手の獲得といった補強もこの日が“デッドライン”となる。

 メジャーリーグほど活発な動きがない日本の球界事情であるが、そんな少ない動きが起こりやすくなるのがこの時期。月末までの期間で“駆け込み補強”に乗り出す球団は現れるのか。注目が集まる。


◆ 2017年シーズン・途中加入助っ人
※開幕(3月31日)以降に新規支配下登録された選手
※育成選手は除く

▼ ロエル・サントス(ロッテ)
・登録=5月26日
[成績] 33試 率.284(109−31) 本0 点3

▼ クリス・マレーロ(オリックス)
・登録=6月1日
[成績] 26試 率.293(82−24) 本6 点15

▼ ジョシュ・コラレス(楽天)
・登録=6月12日
[成績] 一軍登板なし

▼ ウィリー・モー・ペーニャ(ロッテ)
・登録=6月16日
[成績] 17試 率.283(53−15) 本0 点7

▼ リバン・モイネロ(ソフトバンク)
・登録=6月16日
[成績] 7試(8.1回) 1勝0敗1ホールド 防御率2.16

▼ スティーブン・ファイフ(西武)
・登録=6月20日
[成績] 3試(12回) 1勝0敗 防御率6.75

▼ ヤディル・ドレイク(日本ハム)
・登録=6月30日
[成績] 9試 率.121(33−4) 本0 点1

▼ カルロス・リベロ(ヤクルト)
・登録=7月6日
[成績] 一軍出場なし

▼ ジェイソン・ロジャース(阪神)
・登録=7月7日
[成績] 2試 率.167(6−1) 本0 点2


 今季シーズン中に獲得され、7月20日時点で支配下登録を受けている外国人選手はここまで8球団・9名。パ・リーグは全球団がシーズン中に外国人選手を補強しているが、セ・リーグでは阪神とヤクルトの2球団だけとリーグで大きな差がある。


 助っ人の駆け込み補強と言えば、昨季は7月21日に支配下登録を受けた楽天のカルロス・ペゲーロが大活躍。今や不動の2番打者として君臨し、リーグ3位タイの21本塁打をマークしている。

 また、投手では7月20日に西武に加入したブライアン・ウルフが加入からシーズン終了までに4戦4勝を記録。今季はケガでの離脱もあったが、ここまで6勝2敗とチームを支えている。

 ペゲーロやウルフに続くような選手が出てくるか。今季もこの時期の新助っ人には注目だ。


◆ 2017年シーズン・トレード
※開幕(3月31日)以降に成立したもの
※成績は今季の一軍成績

▼ エドウィン・エスコバー(日本ハム→DeNA)
・登録=7月7日
[日] 14試(22.1回) 1勝2敗 防御率5.64
[De] 3試(4.1回) 0勝0敗 防御率0.00

▼ 黒羽根利規(DeNA→日本ハム)
・登録=7月7日
[De] 一軍出場なし
[日] 2試 率.000(2−0) 本0 点0


 今年はまだ1件しか成立していないトレード。エスコバーも黒羽根も新天地で出場機会を掴み、上々のスタートを切ったといえる。


 昨季の“駆け込みトレード”といえば、ヤクルト・オリックス間で八木亮祐←→近藤一樹の交換トレードが7月20日に成立した。

 オリックスに移った八木は1試合の登板に留まり、今季は一軍登板がまだない状態となっているが、ヤクルトに移った近藤は新天地で一軍に定着。今季は中継ぎとして28試合に登板し、1勝2敗1セーブ・8ホールドと苦しい台所事情を支えている。

 年々減りゆくトレードだが、今年はこの1件のみで終わるのか。それともギリギリのところであっと驚くような移籍があるのか…。残りの期間、各球団の動きから目が離せない。





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※お詫びと訂正
初出時、一部内容に誤りがございましたので訂正を行いました。大変失礼致しました。