○ ヤクルト 9 − 8 中日 ●
<14回戦 神宮>

 8−8で迎えた延長10回からマウンドにあがった中日のドラフト4位ルーキー・笠原祥太郎が、ヤクルト・山田哲人に押し出し四球を与えプロ初黒星を喫した。

 同点の場面で登板した笠原は、制球に苦しんだ。先頭の上田剛史に四球を与えると、一死後、坂口智隆に敬遠四球。山崎晃大朗にライト前に運ばれ、満塁のピンチを招く。制球が定まらない笠原だったが、代打・荒木貴裕に投じた初球のストレートが決まり、見逃しストライク。この球に『ニッポン放送制作のヤクルト−中日戦』で解説を務めた大矢明彦氏は「思い切っていいところに投げましたね。初球のインハイを思いっきり放れるのはいいですよね」と評価。荒木を2球目のストレートで遊飛に打ち取った。

 二死に漕ぎつけた笠原だったが、ここで打席には山田。初球は高めに外れてボール。「今の初球はバッター山田ということで、かなり意識がありますね」(大矢氏)。2球目以降もボールが先行し、結局1球もストライクが入らず、押し出し四球を与えサヨナラ負け。

 大矢氏は「山田というバッターに名前負けしてしまいましたけど、監督があそこで、笠原で頑張らせようという期待があったと思うんですよね。笠原がどう感じるかですね」とコメント。

 悔しいマウンドとなった笠原。このサヨナラ負けをどのように活かしていくのか、今後の投球に期待したいところだ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)