◆ 故障者が続出

 パ・リーグの首位を走る楽天に故障者が続出している。

 ここまでリーグ2位の29セーブ、防御率0.20と抜群の安定感を誇る守護神の松井裕樹が、故障により27日に一軍登録を抹消。同日のソフトバンク戦で、打者走者と激突した一塁の今江年晶も骨折した。

 さらに、藤田一也、ペゲーロ、岡島豪郎、茂木栄五郎なども故障の影響で、現在一軍にいない。茂木は26日から二軍戦に出場しているが、指名打者での出場で、遊撃の守備にはついていない状況だ。

 27日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−広島戦』で解説を務めた田尾安志氏は「ちょっと(故障者が)出だしましたね」と心配したが、「梨田監督は苦境に立たされても、それを苦境に感じさせず、やり繰りする人ですから」とその手腕に期待を寄せる。

【主な故障離脱者】
茂木栄五郎
ペゲーロ
岡島豪郎
藤田一也
今江年晶
松井裕樹


◆ 日ハム監督時代にも…

 梨田監督が日本ハムの監督を務めていた2009年にリーグ優勝を達成した時も、現在と似たような状況があった。

 首位を走っていた日本ハムは8月中旬に、スレッジ、宮西尚生、糸井嘉男、二岡智宏、小谷野栄一といった主力が発熱や新型インフルエンザにより離脱。野手はベストオーダーが組めず、一塁に本格コンバートしていた高橋信二を捕手に戻し、当時は二軍を主戦場にしていた中田翔や陽岱鋼といった若手にチャンスを与えることで苦境を凌いだ。

 投手陣も、絶対的なエースだったダルビッシュ有が右肩の疲労により翌22日に登録抹消。連敗が続く時期もあったが上位陣との対戦を上手く乗り切り、最後はリーグ優勝を飾っている。

 ここから約1カ月は毎週6試合をこなすハードな日程が続くが、優勝争いと共に梨田監督の「やりくり」にも注目したい。

(ニッポン放送ショウアップナイター)