【ア・リーグ優勝決定シリーズ第5戦】
○ ヤンキース 5 − 0 アストロズ ●
<現地時間10月18日  ヤンキー・スタジアム>

 ヤンキースの田中将大が18日(日本時間19日)、本拠地で行われたアストロズとの優勝決定シリーズ第5戦に先発し、7回3安打8奪三振無失点の快投で、ポストシーズン自身2勝目を手にした。ヤンキースは3連勝で、このシリーズ3勝2敗。松井秀喜氏がMVPに輝いた09年以来となる、ワールドシリーズ(WS)進出に王手をかけた。

 田中は初回、簡単に二死を奪うも、3番アルテューベの打球を三塁のT.フレージャーが失策。厄介な相手を塁に出したが、続くコレアを1球で三ゴロに封じた。

 2回は先頭の5番グリエルに左翼線二塁打を打たれ、続く内野ゴロで一死三塁のピンチ。1点もやりたくないヤンキース内野陣は前進守備を敷き、田中は7番ベルトランを狙い通り二ゴロ。続く8番ゴンザレスも投ゴロに仕留めた。

 ピンチを脱したヤンキースはその裏、二死から6番カストロが二塁打で出塁。続くバードが右翼線への適時打を放ち、カイケルから先制点を奪った。3回にも一死一塁から、2番ジャッジが3戦連続打点となる適時二塁打を三塁線へ。5回は3番サンチェス、4番グレゴリアスが連続適時打を放ち、“天敵”から4点を奪った。

 田中は3回のピンチを凌ぐと、4回はこの試合初の3者凡退。5回は安打と四球で一死一、二塁としたが、1番スプリンガーを渾身の直球で見逃し三振、続くレディックにはスプリットを振らせ、連続三振で雄叫びを上げた。

 4−0の6回表は、3番から始まる強力打線をピシャリ。7回も連続三振を奪うなど3者凡退で片付け、8回から2番手・カンリーにマウンドを譲った。この日は全球種を丁寧に低目に集め、5回途中4失点だった相手先発・カイケルにリベンジ。ポストシーズン2勝目の権利を持って降板した。

 ヤンキースは7回裏、サンチェスのソロ弾でリードを5点に。8回以降はカンリーが2イニングを無失点で凌ぎ、田中との完封リレーで試合を締めた。

 ヤンキースは敵地で2連敗を喫したが、本拠地で怒涛の3連勝。20日(同21日)からは再びヒューストンに乗り込み、8年ぶりのワールドシリーズ進出を狙う。