◆ メジャー1年目に二桁勝利した投手は…

 ポスティングシステムを利用しメジャー移籍を目指した日本ハムの大谷翔平が、エンゼルスへの入団が決まった。

 投手と野手の“二刀流”・大谷は、14年にNPB史上初となる二桁勝利&二桁本塁打を達成。15年には投手で最多勝、勝率第1位、最優秀防御率の投手三冠に輝いた。翌16年は投手で10勝、野手では22本のアーチを描き、リーグ優勝、日本一の立役者となった。

 日本で5年間プレーした大谷は、来季から活躍の舞台をアメリカに移す。メジャーでも10勝、10本塁打達成に期待がかかる。

 日本人メジャーリーガーで1年目に10勝以上挙げた投手を調べてみると、日本ハム時代に大谷が入団する前に背番号11を付けていたダルビッシュ有(当時レンジャーズ)と、16年にポスティングシステムで広島からドジャースへ移籍した前田健太(ドジャース)の16勝が日本人投手1年目では最も多い勝ち星となっている。

 その他、07年の松坂大輔(当時レッドソックス)が15勝、14年の田中将大(ヤンキース)が13勝を挙げるなど、日本で圧倒的な成績を残した先発投手の多くが二桁勝利をマークした。

【メジャー1年目に10勝以上挙げた日本人投手】
95年 13勝 野茂英雄
02年 14勝 石井一久
07年 15勝 松坂大輔
10年 10勝 高橋尚成
12年 16勝 ダルビッシュ有
14年 13勝 田中将大
16年 16勝 前田健太

◆ メジャー1年目に10本塁打以上放った野手

 続いて、1年目に10本塁打以上記録した日本人メジャーリーガーを調べてみると、最初に10本塁打以上マークしたのはイチローではなく、新庄剛志(当時メッツ)だった。

 日本人の野手ではイチローとともに、01年に初めてメジャーに挑戦した新庄は、打撃で苦しむのではないかと思われたが、いい意味で予想を裏切り、10本塁打を記録。シーズン途中には4番で出場するなど、1年目は日本時代と変わらぬ打撃を見せた。ちなみにイチローは、8本塁打だった。

 日本人メジャーリーガーで1年目に最も本塁打を放ったのは、06年に18本塁打を放った城島健司(当時マリナーズ)。投手有利と言われるセーフコ・フィールドを本拠地にしながらも、本塁打を量産した。

【メジャー1年目に10本塁打以上した日本人選手】
01年 10本 新庄剛志
03年 16本 松井秀喜
05年 15本 井口資仁
06年 18本 城島健司
08年 10本 福留孝介
12年 10本 青木宣親

 大谷は日本時代に2度『二桁勝利&二桁本塁打』を達成したが、メジャーでも『二桁勝利&二桁本塁打』を記録することができるか注目だ。