◆ 松原が2安打3打点1盗塁で猛アピール

 原辰徳新監督の下で再スタートをきった“新星”巨人が8日、『2018日米野球』のエキシビジョンゲームでMLBオールスターチームと対戦。試合には6−9で敗れたが、原監督の復帰後初ゲームで若い力が躍動した。

 多くの若手が出場した今回の一戦で特に目を引いたのが、育成出身の2年目野手・松原聖弥。4回裏一死二三塁の場面で登場で代打に送られると、MLBオールスターの3番手・オテロの初球を積極的に振り抜く。この打球が左中間に飛び、これを左翼のソトと中堅のアクーニャがお見合いする形で後逸。打球が転々とする間に、23歳の若武者が一気に生還した。

 実質的な一軍でのデビュー戦で結果を残した松原は試合後、指揮官に「出世したねぇ(笑)」と肩を叩かれながら会見場に登場。自身の初打席については「もちろん緊張したんですけど、入団したときから初打席はとにかく楽しもうと決めていたので、その結果が良い結果につながったので良かった」と振り返った。


◆ 原新体制で輝く育成の星

 この活躍には原監督も、自身が選手たちに求めている「自分に自信をもってプレーする」ことを「チームの中で一番に実行しているのが松原選手」と手放しで称賛。松原も「監督から攻撃的なプレーをしなさいとキャンプのはじめに話をしてもらって、その言葉通りではないが、その言葉を肝に銘じて一日一日の練習、きょうの試合、毎日を積極的にという気持ちでやってきたので、それが良い結果につながったと思う」と指揮官に感謝した。

 松原は2016年の育成ドラフト5位で巨人入り。2年目の今季途中に支配下登録を勝ち取った。一軍出場はなかったものの、イースタンリーグトップの打率.316をマーク。計134安打を記録し、イースタンの年間最多安打記録を塗り替えた。今秋のキャンプでも猛アピールを続け、この日はランニングホームラン以外にも自慢の快足を生かして内野安打と盗塁を記録。期待の若武者が、原新体制の初陣で猛アピールを見せた。