◆ 6人の精鋭が祈願

 DeNAは6日、毎年恒例となっている鎌倉・鶴岡八幡宮での必勝祈願を実施。新型コロナウイルス感染症対策のため、今年は選手・スタッフ一同の参加を見送り、南場智子取締役オーナー、岡村信吾代表取締役、木村洋太取締役副社長、三原一晃専務取締役球団代表に加え、アレックス・ラミレス監督と新キャプテンに就任した佐野恵太選手が参拝。チームの必勝を願った。

 必勝祈願は神奈川を代表する神社のひとつ、鎌倉にある鶴岡八幡宮内の「舞殿」で厳かに執り行われ、祝詞には今年のスローガンでもある「NEW GENERATION IS HERE」も盛り込まれるなど、プロ野球の祈願らしい一面も。巫女の舞や玉串の奉納と、伝統的な儀式でシーズンの必勝を期した。


◆ 指揮官と新キャプテンの違い

 祈願後、報道陣の取材に応じたラミレス監督は、新型コロナウイルスの影響で少人数の祈願となったことを受け、「残念ながら我々だけが代表として必勝祈願させてもらい、ファンの方々も来ることが出来なかったが、今年も引き続きサポートを」とコメントし、共闘をお願いした。

 また、指揮官は「新型コロナウイルスで深刻な状況。健康は一番大事なのでファンの方々も注意して」と注意喚起も忘れない。新キャプテンとなった佐野恵太は「チームメイトと一緒に祈願できなかったが、一丸となって、ファンとも一緒に戦っていきたい」とシーズンに向けて意気込んだ。

 祈願の内容は、ラミレス監督、佐野ともに「セントラルリーグ優勝、CSを勝ち抜いて日本一」と完全一致。監督は開幕に向けて「順調にきている。良い野球ができているのでエンジョイして楽しく続けていきたい」と自信を覗かせ、佐野も「どんな状況でも100%にして開幕を迎えたい」と決意を新たにした。

 プロ野球に限らず、今後の動向は不透明な状況が続くが、晴れ渡る空の下で念願のセ・リーグ制覇と日本一に向けて必勝祈願を行ったベイスターズ。来年には神前に素晴らしい報告ができることを信じたい。


取材・文・写真=萩原孝弘(はぎわら・たかひろ)