◆ 26歳の誕生日

 1994年生まれのロッテ・田村龍弘選手が5月13日、26歳の誕生日を迎えた。

 同学年のチームメイトには、佐々木千隼投手、宗接唯人選手、松田進選手がおり、その他にもメジャーリーグで活躍する大谷翔平選手(エンゼルス)、侍ジャパンの4番に定着した鈴木誠也選手(広島)、藤浪晋太郎投手(阪神)など、そうそうたる顔ぶれだ。“松坂世代”や“88年世代”と同様に、“大谷世代”や“94年世代”と括られることも多い。

 田村は昨年のこの時期に『右ハムストリングスの筋損傷』と診断され、5月12日に一軍登録を抹消されている。シーズン後には「怪我をして多少落ち込んだときもあったし、誕生日(5月13日)の前に怪我をしてしまったので、それがすごく悔しかった」と振り返っていた。

 ロッテ浦和球場でのリハビリ中は、感情を表にだすことなく明るく振る舞い、黙々と練習している姿が印象的だった。だからこそ、今年の誕生日では活躍した姿を多くのマリーンズファンの前で見せてもらいたかったが、今日13日はZOZOマリンスタジアムで約2時間、ウエイトやキャッチボール、マシン打撃などで汗を流した。

 田村は球団を通じて「特別な誕生日かなと思います。こういう時だから自分を含めてチームメート、プロ野球みんなで盛り上げていきたいという気持ちが強いです。26歳も元気に精一杯、頑張ります」とコメント。開幕日が定まらない中でも、来るべき日に向けて準備を進めている。

 ちなみに、田村の誕生日の成績は、プロ入り後7年間で、一軍の試合出場は3試合、ファーム1試合の合計4度。そのうち新人の13年は一二軍ともに試合がなく、16年は一軍の試合がなかった。

 誕生日通算の打率は.429(一軍のみ)。15年のソフトバンク戦では、0−2の5回に現在ロッテ二軍投手コーチを務める大隣憲司からライトへ同点の2点適時打を放ち、チームの勝利(6−2)に貢献。本拠地マリンで試合が行われていたこともあり、試合後には涌井秀章(現楽天)、清田育宏とともにお立ち台に上がっている。


▼ 田村龍弘・誕生日の成績

<2013年>
※一・二軍とも試合なし

<2014年>
二軍:「途中出場」 1打数0安打(vs.ヤクルト)

<2015年>
一軍:「8番・捕手」 3打数1安打2打点(vs.ソフトバンク)

<2016年>
一軍:試合なし

<2017年>
一軍:「9番・捕手」 1打数0安打(vs.日本ハム)

<2018年>
一軍:「8番・捕手」 3打数2安打(vs.西武)

<2019年>
※故障で欠場

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[通算] 3試 率.429(7−3)本0 点2
(一軍のみ)


文=岩下雄太