◆ 自己最短降板、規定投球回到達厳しく…

 新人王を目指す巨人の2年目・戸郷翔征投手(20)が4日、敵地・甲子園での阪神戦に先発登板したが、3回途中で降板した。

 戸郷は初回、二死満塁のピンチを招くも無失点スタート。2回は二死から相手先発の9番・秋山に中前打を許したがゼロを刻んだ。2点リードの3回、先頭の2番・北條に左中間を破られる二塁打を許すと、続く糸井、サンズには連続四球を与え満塁。ここで宮本コーチが、トレーナーを伴いマウンドに向かった。

 戸郷は続投したが、4番・大山にも3者連続となる四球を与えてしまい押し出し。ここで原監督がベンチを出て投手交代を告げた。無死満塁で登板した2番手・大江が、6番・ボーア、8番・小幡をいずれも空振り三振に仕留めるなど後続3人をピシャリ。圧巻の火消しで1点リードを守った。

 戸郷は大江の好救援に助けられ、2回0/3で4安打4四球を与えながらも1失点。今季の防御率は2.75となった。しかし、イニング数を稼ぐことはできず、チームの今季89試合目で自身の投球回数は78回2/3。自己最短降板で残り試合での規定投球回(チーム試合数=120)到達は厳しくなり、前夜のヤクルト戦(神宮)で好投し、ここまで92回2/3を投げ7勝3敗、防御率2.43の広島ドラフト1位・森下との新人王争いから後退する結果となった。